梨泰院(イテウォン)はソウルで最も国際色豊かなエリア。1970年代、近くに米軍の駐屯基地ができると同時に周辺に外国公館や外国人住宅も建てられ、彼らを相手にする商店ができ始めたのがその始まりです。以降1986年のアジア大会、88年のオリンピックを通して世界的にも知られるようになり、97年には観光特区に指定されました。
普通、梨泰院と指すエリアは梨泰院1洞から漢南2洞までの1.4kmの区間を指します。ここにはブティック600軒、革製品店150軒、カバン店100軒、スニーカー屋150軒、紳士服店50軒など、全部で1200軒余りの店舗がずらりと軒を並べています。英語の看板が目に付きますが、ほとんどの店の従業員は英語はもちろん日本語、中国語などの外国語ができ、言葉の不自由なくショッピングが楽しめる他、アフリカ、スイス、パキスタンなど韓国の他の地域ではなかなか見られない各国料理のレストランやバー、クラブなどのナイトスポットも充実しており、ショッピングだけでなく、さまざまなエンターテインメントと食べ物が楽しめるところです。