富平市場はカントン市場とも呼ばれています。カントン市場には韓国戦争後、アメリカ軍の進出により、軍用物資とともに洋服などの商品が密輸入されるようになりました。特に果物や魚などの缶詰が多く輸入され、市場の名前がカントン市場になったと言われています。また、「トッテギ市場」とも呼ばれていて、当時この場所を通して全国の主要市場に輸入品が供給されました。市場の規模が大きく、国際市場として呼ばれていましたが現在は多様な製品の輸入が許可され、市場は多少縮小しましたが、未だその名声と底力を感じることができる名所です。現在は、洋酒や衣料、装飾品やアクセサリーなどのファッション雑貨、電化製品などがあります。また、夜市場はカントン市場の公営駐車場と近郊のアーケード区域で開かれ、18時から24時まで運営されています。110メートルにもおよぶ市場の通りには11の郷土料理や日本、フィリピンなど6ヶ国の料理、また衣料やアクセサリーのお店が並んでいます。カントン市場の入口と市場内では1日2回、マジックやその他公演など多様な見所があります。