大耶山(テヤサン)にある龍墜渓谷(ヨンチュ・ケゴク)は四季を通じて水が枯れることのない渓谷です。
慶尚北道聞慶市加恩邑完章里にある大耶山は鋭い岩の峰とすべての形が巖怪石からなっていて、その間 の渓谷を流れる水は季節を通じて流れています。
忠北槐山郡と慶北聞慶市の境にあり大耶山 ( 931m)に位置する溪谷です。
龍墜溪谷の中でも3段からなる 龍墜滝は 雌雄2匹の龍が天に昇る所だという伝説があります。龍墜溪谷は上龍墜と下龍墜からなっており花崗岩盤を突き抜けて流れ落ちる滝の下でハート模様をしている蓮が上龍墜でその下に下龍墜が続いています。龍墜 両側の大きな花崗岩の窪んだ跡は二匹の龍が 身をくねらせながら昇天する時に残した龍の鱗の跡ともいわれています。また、他の地方で日照りが続いても水が枯れることがなかったため、昔からここで祈雨祭が行われました。