慶尚南道(昌原市 )

昌原市東邑にある注南貯水池(チュナムチョスジ)は、周辺の山々から流れ出す水と近くの洛東江の水を水源にした3つの貯水池が水路でつながった約180万坪の大きな貯水池です。ここには葦が自生する島があり、食料が豊富なため渡り鳥の飛来地となっています。毎年11月ごろには天然記念物第201号の白鳥、第203号の真鶴など、約20種あまりの野鳥数万羽が飛来し、翌年3月ごろまで滞在します。 世界的な渡り鳥の渡来地として、さまざまな渡り鳥を観察できるだけでなく、「自然景観探訪休養地」として、ここを訪れる人々に癒しの空間を提供しています。ラムサール文化館、生態学習館、探鳥台、注南環境スクールなどの施設を無料で利用でき、また、注南貯水池一帯を生態専門の案内ガイドとともに探訪することもできます。セドゥリ花道や蓮の花団地では、季節の花も楽しめます。


忠清南道(舒川郡 )

絵のようなヤブツバキの森や、潮干狩・・ 忠清南道の舒川郡西面にある春長台海水浴場は長さ2km、幅200mの広い白い砂浜で平均水深は1~2m。傾斜がなだらかで、波が穏やかな海水浴場です。鬱蒼としたアカシアの森と松の木に囲まれている春長台海水浴場は、1.5度の緩やかな傾斜で静かな水面が特徴です。 西海岸では珍しい穏やかな海水浴場で、近くには扶士防潮堤や洪元港、馬梁里ヤブツバキの森、金剛河口堤などの観光地があり、家族や団体で過ごす夏の避暑地として脚光を浴びています。 最近、西海の名所として注目されている舒川春長台海水浴場。韓国観光公社選定の全国自然学習場8選であるここは、5月には潮干狩り客で賑わいます。 海の水が引くと、貝やヒラメなどをとったり、道ができ双島などの周りの島に行ったりできるなど、楽しめる場所いっぱいの場所です。 また、臨時で春長台の避暑列車が運行されます。ソウルから海水浴場まで行く春長台の避暑列車は、国内では初めて運行される列車です。運行区間のうち正東津列車のように、海が両脇に見える区間があり、異国的で不思議な感覚を味わうことができます。夕暮れ時に海辺をぶらつき、赤い夕日を鑑賞するのも格別です。


京畿道(金浦市)

*金浦の地の果て、愛妓峰* 民間人統制区域にあり、韓国戦争(朝鮮戦争)当時、南北が激しい戦闘を行ったといわれる154高地です。出入規制があるため、入山には身分証が必要です。愛妓峰の頂上からは、北韓の村や松嶽山が一望できます。 *愛妓と国家分断の悲しみが根付く場所* 愛妓峰には、丙子胡乱の時に平壌監司とその愛妾である愛妓との悲しい恋物語が伝えられています。 愛妓峰という名前は、丙子胡乱で連れ去られた平壌監司を、山の頂上で偲び、絵を描きながら死んだ妓生愛妓の無念が渦巻いていることから名付けられました。そして、1968年に愛妓峰を訪れた故・朴正煕大統領が、愛妓の無念、そして家族や故郷を失い故郷に帰れない民の無念を想い、「愛妓峰」と書き残しました。そのためでしょうか、毎年秋夕の時になると、家族や故郷を置いてきた離郷の人々がここ望拝壇を訪れ、先祖を祭って統一を祈ります。 *漢江河口の歴史をひと目で* 民族の無念と統一祈願が宿る愛妓峰は、近年の漢江河口の歴史や文化の学習の場として脚光を浴びるようになりました。400kmを流れて西海(塩河[ヨムハ])に出会うという祖江(漢江の河口の名称)は、400kmを流れてきた漢江の水が淡水としての生を終え、老いたという意味と、おじいさんのように安らかな川を意味しています。実際、愛妓峰から眺める祖江は、とても安らかな姿を見せてくれています。また、北韓を流れる臨津江や遠く礼成江、川と海が一緒になった塩河江、まん中にぽつんと浮かぶ渡り鳥の生息地、留島まで、漢江河口の歴史と文化が詰まっており、祖江の満潮に合わせてソウルに上がる船の黄色い帆柱の姿が目に浮かぶようです。 金浦半島最北端、西部前線の首都圏郊外にあり、北韓を見渡すことができる所でもあります。毎年クリスマスになると、大型クリスマスツリーが、釈迦誕生日になると、大型の提灯などが飾られ、北韓まで明るい光を灯しています。今では展望台が建てられ、国民の安全保障教育の場として活用されるようになりました。故郷に帰れない人々のために、1993年には望拝壇が立てられました。海兵隊の闘魂が宿った戦跡地としても有名です。愛妓峰観光および見学の収益金は、在郷軍人会による報勲基金として全額活用されています。 *出入りの手続きについて 1)車のみ検問所の出入り可能(徒歩、自転車等は不可) 2)代表者1名が出入申告所で申込書1部を作成、身分証を持参して検問所確認後、出入り可 3)外国人訪問時(適性国家の国民は除外)パスポート持参 *観覧内容 1)望遠鏡および観覧鏡を利用して北韓の観光名所を観覧 2)金浦地区の海兵隊戦跡碑記念塔観覧 3)海兵隊関連VTR視聴(講堂-300席) 4)愛妓峰ブリーフィング実施(1~2日前に予約時可)


ソウル(中区) , 東大門

「市民と共にDDP東大門祭り」はソウル特別市の都心産業成長と東大門創造クラスター育成公約、またDDP創造経済活性化のため開催されます。市民、観光客、主催者が一緒に東大門のブランド価値向上及び地域経済活性化に寄与しようというのを目的としています。「市民と共にDDP東大門祭り」はソウル市広報大使委嘱式、公演、展示及び体験プログラム、ストリート芸術パフォーマンス、フードイベントなど様々なプログラムが予定されています。参加対象及び年齢に制限がなく、市民はもちろん東大門で働く人々と国内外からの観光客などが一つになって楽しむことができるイベントの場を用意することでデザイン創造知識発信地としてDDPだけのアイデンティティを確立し、独創的価値を新たにつくる機会を目指しています。


全羅南道(潭陽郡 )

竹林で有名な全南潭陽郡に位置した潭陽ゴールデンリバーテルは4階建てのモーテルです。ホテルに入ると、映画やドラマの撮影の時に訪れた映画俳優たちの直筆サインが壁の一面を飾られているロビーとフロントがあります。 客室はスタンダードルームだけでなく、家族のためのファミリールーム、インターネット室などがあるだけではなく、全客室で最新映画が無料で鑑賞できるます。客室内部は広く、清潔感があり、快適でリラックスした時間を過ごせます。竹緑苑、官防堤林、メタセコイアの並木道、潭陽ダムなどが隣接しており、モーテルの周辺には美味しい店もたくさんあります。


忠清北道(忠州市 )

国土の中心地にある水安堡は、中部内陸高速道路と3番国道の拡張により、全国どこからでもより 便利に訪れることができ, 水安堡周辺の秀麗な自然景観と、四季の温泉リゾート地で、全国 に知られています。水安堡常緑(スアンボ・サンノク)ホテルは、 1級観光ホテルで、くつろぎの客室とセミナー 教育, 会議, 宴会, 家族行事など、各種行事ができるグランドホール I, II 及び大中小の 宴会場とサービスは全国に定評があり, 千年の歴史を誇る水安堡温泉は、花崗岩系 麦飯石が主な地層を成しており、多量のミネラルと体に柔らかい無色無味無臭の 単純硫黄温泉で、炭・麦飯石が入った温泉サウナなどの格調高い施設は、より 一層のくつろぎを約束します。


忠清南道(保寧市 )

忠清南道、保寧郡に位置する開花芸術公園は周辺の関連施設を含め、5万5千坪の規模をもつテーマパークです。芸術総合団地である開花芸術公園内には毛山造形美術館、碑林公園、肉筆詩公園、ファイン音楽堂、ハーブランドがあります。 公園内にある大型の温室施設の中にあるハーブランドには多様な観葉植物や水生植物をはじめとし、淡水魚、両性類、昆虫類など多くの生き物が生息しており子供たちに生き物について学ばせる良い学習場となっています。また、肉筆詩公園には韓国に現存する詩人たちの詩を石に刻み展示しており、観覧客に詩のプレゼントも行っています。彫刻像、碑林、詩碑など総1,000点余りに達する作品が展示され、蓮池には石の彫刻や蓮の花などが浮いていてより美しさを増し、国内の写真家たちが揃って撮影しに訪れる人気の撮影スポットです。また、芸術公園を囲んでつながっている自然散歩道の両側には漢詩が刻まれた詩碑がずらっと並んでいて思わず足を止めて見入ってしまいます。この他にも公園内ではハーブ石けん作りや木工教室、陶磁器体験、列車やバナナボートなど多様な体験を楽しむこともできます。


慶尚南道(昌寧郡 )

毎年4月中旬に昌寧郡南旨邑の洛東江の川沿いの菜の花畑で開催されるこのお祭りです。菜の花ライブ公演やルミナリエなど家族や恋人同士で散歩するような気持ちで気軽に楽しめるイベントや工芸創作体験など子ども達が楽しめるイベントも準備されています。また、チューリップ庭園、大型風車、動物の造形物の設置やフォトゾーンなど見所と便宜施設もあります。多様なイベントと満開に咲いた菜の花を楽しみましょう。


ソウル(龍山区) , 梨泰院・龍山

30年の伝統を持つ韓国料理店であるJ岩E林は、厳選された食材を使ったおいしい食事を楽しむことができる場所です。  


慶尚北道(尚州市 )

「尚州博物館(サンジュパンムルグァン)」は、新羅時代の9州、高麗時代の8牧のうちのひとつであり、朝鮮時代には慶尚監営が置かれていた地域である尚州の文化遺産を体系的に保存しようと2003年に建設が始まり、2007年11月2日にオープンしました。 尚州博物館は、常設展示と企画展示を通して尚州の文化の特徴が一目で分かるように構成されており、屋外には石造遺物や生態池、伝統模様が刻まれた時計塔などが設置されています。また、博物館の横にある伝統儀礼館では、伝統韓屋の美しさと伝統ノリ(遊び)体験を通して古の文化の大切さを理解することができます。