全羅南道(麗水市 )

「孫良源牧師殉教記念館(ソンヤンウォンモクサスンギョギニョムグァン)」は1994年3月、孫良源牧師を称えるため全羅南道の麗水市栗村面に開館しました。 孫良源牧師はハンセン病患者のための療養所だった麗水愛養院に設置された愛養院教会で、救護活動と信仰活動をおこない、1940年神社参拝を拒否し麗水警察署に拘禁されました。その後朝鮮戦争時に北朝鮮軍によって銃殺され亡くなりました。 1階展示室には孫良源牧師の写真と遺品をはじめとするキリスト教関連の写真や書道作品があり、2階展示室には孫良源牧師の獄中書信と古書などが展示されています。


全羅南道(順天市 )

順天で約30年の伝統を受け継ぐ「一億兆会館」は全羅南道固有の味を味わうことの出来る韓定食のお店です。また、「一億兆会館」は順天郷校、玉川書院の近くにあります。


全羅北道(淳昌郡 )

全羅北道淳昌邑白山里にある伝統コチュジャン村の前にある淳昌醤類体験館は淳昌醤類の伝統の味と風味をそのまま伝えながら醤類産業の世界化を広める研究や普及、広報をしようと設立された体験館です。 淳昌醤類体験館では韓国の国家代表コチュジャンである淳昌伝統コチュジャンを実際に作って持ち帰ることができ、淳昌伝統コチュジャンを利用したおいしい料理を作って試食することができる開かれた体験空間を提供しています。 料理体験場、野外学習場など伝統醤類体験に必要な多様な施設が揃っていて国内だけではなく、外国人達にも醤類文化を体験してもらうことができる体験館です。


江原道(江陵市)

「bonbon.roastery(ボンボンバンアッカン)」は昔、精米所だった建物をリモデリングしてコーヒーと文化芸術が共存するカフェへと生まれ変わった場所です。ペンキが剥がれた壁、古いタイルの床や窓など、時を経たカッコよさが感じられえる空間です。


京畿道(楊平郡) , 楊平

ハンファリゾート-楊平(ヤンピョン)


全羅北道(金堤市 )

金堤地平線祭り(キムジェ・ジピョンソンチュッチェ)は、BC300年ごろに韓国で最初に作られた大規模な貯水池「碧骨堤(ピョッコルチェ)」や韓国で唯一地平線が見られる広々とした平野のある「金堤(キムジェ)」で開かれます。米を生産するまでのプロセスを見学したり、伝統民俗遊戯のプログラムを体験したりしながら、韓国伝統の農村文化が体験できます。


忠清北道(陰城郡 )

プムバは、昔貧しかった頃に広場や町内を回りながら食べ物やお金、品物などを物乞いしていた乞食が歌った歌のリピート部分に繰り返し出てきた単語です。特に意味はありませんが、リズムを合わせるため乞食の歌に必ず出てくる単語で、最近では乞食を意味する単語として使われます。しかし最近では本当に物乞いをするのではなく、イベント会場やお祭り、ステージで公演を行うのが大部分です。 毎年陰城(ウムソン)で開催される陰城(ウムソン)プムパ祭り(チュッチェ)では、昔暮らしが大変だった時代を回想し、様々な乞食の公演や暮らしぶりが分かるプログラムで構成されています。陰城プムバ祭りに参加し、様々な公演を見せてくれる乞食は、全国の広場やお祭り、ステージなどで活躍している代表的な乞食です。そのため、全国陰城プムバ祭りは賑やかで楽しい公演と、観客達が爆笑しながら楽しむ姿がお祭り会場のあちこちで見られます。 イベント内容 この時でなければ、果たして面白がって乞食になれるでしょうか?乞食の格好で記念写真を撮るのはもちろん、乞食が歌う歌のリズムを習うプログラムが観覧客を待っています。またお祭り会場では、昔の広場を再現したプムバ通りが設置されていて、観覧客の目を引きます。昔の居酒屋や占い師、リズムに合わせて巨大はさみショーを見せてくれる飴屋さん、お餅をつく杵の音とお餅をつきながら歌う歌がハーモニーを奏でるお餅屋さん、茶碗と皿を直接作る生活陶器の店まで、興味深い見どころがいっぱいです。また、全国の有名なプムバが集まって行われるプムバミュージカルと飴切り大会、プムバの独特なファッションと面白いウォーキングが見られるプムバファッションショー、プムバ歌謡祭やナンタ公演などがお祭り会場中央に設置されたステージで繰り広げられます。この他にも様々な工芸展や国楽公演、中国伝統芸術団による華麗なステージ、芸能人と一緒に走るマラソン大会、パレードも行われます。 ポイント プムバ祭りの面白さは何といってもコメディアンのようなメイクをしたプムバ達に出会えること。お祭り会場のあちこちで見られる彼らをテーマにした全国プムバ写真撮影大会が開かれます。


慶尚南道(居昌郡 )

蔚山クジラ祭りは「クジラの中に蔚山がある」というテーマで太和江および長生浦において4日間開催されます。蔚山は先史時代からクジラが回遊していたところで、太和江の支流である大谷川の川辺の絶壁に新石器時代末から青銅器時代初期に描かれたものと推測される盤亀台岩刻画を通してもその様子をうかがい知ることができます。 蔚山市南区長生浦港は捕鯨の前進基地として活用されたことにより捕鯨の中心地となりました。捕鯨が禁じられてからは長生浦の捕鯨に関するストーリーは神話として残るようになりました。蔚山は神話と化した長生浦の捕鯨にまつわるストーリーを文化と捉え、「クジラ」という独創的なコンテンツを利用し祭りを作りました。 蔚山クジラ祭りは1995年に村規模の祭りから始まりましたが、毎年クジラに関する歴史的考証を通し多様なプログラムを製作し、蔚山を代表する祭りとなりました。クジラは蔚山のシンボルであり、 蔚山とクジラにまつわるストーリーは尽きることがありません。歴史と現在が共存するクジラにまつわるストーリーが市民参加型のプログラムとなり、4日間の祭りを構成しています。


慶尚北道(蔚珍郡 )

総延長472メートル聖留窟(ソンリュグル)は天然記念物第155号に指定された天然石灰岩の洞窟です。本来の名称は仙遊窟で、仙人が遊ぶほど美しいということからつきました。壬辰倭乱(1592-1598年まで2回にわたりおきた日本との戦争)の時に洞窟の前にあった聖留寺が焼失したのですが、このとき寺院内の仏像を洞窟の中に移しました。それ以後、仏様がいらっしゃるところして聖留窟と呼ばれるようになりました。洞窟の内部には12の広場のほか、5つの蓮の花をはじめとしたさまざまな鍾乳石と石筍があります。大きい広場は幅18メートル、長さ25メートル、高さ18メートルにもなります。温度は常に15-17度ほどに保たれています。


江原道(東海市) , 束草・雪岳山

北坪市は毎月3と8が付く日に東海市の九美洞で開かれる市場です。値引き交渉や地面のあちらこちらに広げられた商品を混雑する人混みの中、見物したり買い物をすると韓国のまた違った面を楽しめます。北平葬は朝鮮正祖20年(1796)に始まったと言われ、その歴史は約200年を越えます。永い歳月、東海市の住民たちと苦楽を共にしてきた市場は幾度かの場所移動を経て1932年に現在の場所に定着しました。