ソウル(瑞草区)

「芸術の殿堂」の前にある「ハンガラム美術館」は、造形芸術空間としての機能が充実している美術館です。1990年にオープンし、延べ面積は15,540㎡で、1階・2階が広々としているため、大型の絵画も展示可能です。6つの展示室と収蔵庫、アートショップなどがあり、恒温・恒湿施設や照明設備も整っています。自然採光に近い光天井システムを導入しており、明るい雰囲気の中で作品が鑑賞できます。美術館前の美術広場には様々な作品があり、ここでクローズアートマーケットなどのデザインマーケットが開かれます。また、野外にカフェがあり、すぐ横の階段を下りていくと韓国料理店もあります。


江原道(春川市)

春川(チュンチョン)の中心地・明洞(ミョンドン)にあるタッカルビ通り(コルモク)には、春川名物タッカルビとマッククスの専門店が集まっています。春川タッカルビは、コチュジャンで作ったピリ辛ソースにぶつ切りにした鶏肉を24時間ほどつけ、キャベツ、たまねぎ、サツマイモ、餅などといっしょに鉄板で焼いて食べる料理。最近は骨無しの食べやすいものが人気です。チシャ(サンチュ)に巻いて食べてもそのまま食べてもおいしく、最後にご飯を入れ炒めればチャーハンの完成。この通りのタッカルビ店はどの店も量が多いので、3人で行って2人分ほど注文すれば十分食事を楽しめます。春川がタッカルビで有名になったのは、もともと養鶏が盛んだったからです。2-3軒の食堂がタッカルビをはじめたのですが、今では25の専門店が営業しています。この通りにあるタッカルビ店はどの店も同一価格です(価格は春川市が定めています)。*マッククス:そばをキムチスープで食べる江原道の郷土料理。ひんやりした淡白な味をたのしめます。


ソウル(鍾路区) , 市庁・光化門

1978年に光化門に建てられた世宗文化会館は大小ホールや美術館等があり、さまざまな種類の公演や展示会を鑑賞することができるところです。大ホールは東洋最大のパイプオルガンと雄壮な舞台を備え、3,822人の収容規模がある空間です。コンピューター制御の最新照明設備と音響装置で、音楽、演劇、舞踊、映画などを常に最高の状態で楽しむことができます。他にもアートショップや美術家会議室、ゆったりとした休憩施設をはじめとするサービス施設も整っています。


ソウル(中区)

「圜丘壇(ファングダン)」は天に祭祀を捧げた祭天壇です。韓国の祭天儀礼は三国時代から豊作を祈ったり雨ごいを行うことから始まりました。『高麗史』によると制度化された圜丘祭は、高麗・成宗の時からと伝わっています。朝鮮初期には祭天儀礼はさほど重要性を持つことができず抑制され、世祖の時代には王権強化のために圜丘祭を復活させたものの世祖10年には廃止されました。高宗が大韓帝国の皇帝に即位すると天子(皇帝)として祭天儀式を行うようになりました。今の圜丘壇は1897年(高宗34年)、高宗の皇帝即位式と祭祀を執り行えるように、昔の南別宮址につくられた壇地です。その後、壇地内には花崗岩でつくられた基壇の上に3階八角屋根の皇穹宇を1899年に増築して神位版が奉安され、1902年には高宗即位40周年を記念して皇穹宇横に石鼓壇がつくられました。日帝強占期に圜丘壇の一部を取り壊し朝鮮ホテルが建設され、現在は皇穹宇、石鼓、3つのアーチを持つ石造りの三門が残っています。


済州道(西帰浦市) , 서귀포

世界の人々が出会うコンベンシヨンの場。済州国際コンベンションセンターは、後ろには漢拏山、前には青い太平洋が見渡せる中文観光団地内にある地下2階・地上5階の建物で、済州島や大小の島々をイメージした外観が周辺の自然と美しく調和を成しています。


ソウル(鍾路区) , 仁寺洞・鍾路

東大門と清渓川のすぐ側に位置し、ソウルメトロ1・4号線「東大門駅」から徒歩で約2分の距離にあります。食事ではビビンパ類や辛カルビ、テンジャンチゲなどがあり種類豊富なおかずとおいしい食事を楽しむことができるお店です。肉は済州島の特産品でもある黒豚がメインメニューで、炭火で焼いて食べると格別に美味しいと評判です。食事の後には東大門城郭公園通りや清渓川を散歩したり、東大門市場でショッピングやDDP(東大門デザインプラザ)で各種イベントを観覧するのもおすすめです。


ソウル(松坡区)

文井洞のロデオ通り(ムンジョンドンロデオコリ)は、約200種類ものブランドが集まった最高のショッピング街です。文井1洞にある住民自治センターを中心にTの字(中央通り1000m、路地400m)の形になっています。文井洞通りは、韓国の代表的な割り引き店1番地としてスポーツファッションやカジュアルファッション、靴、レディースウエアやメンズウエア、ゴルフウエアーなどが揃っており、10代から40代までのファッションやビジネスファッションに至るまで品揃えが豊富で、幅広い年代層の客が訪れる所としても有名です。また、国内の有名ブランドショップが密集しており、デパートでは高くてなかなか購入し出来なかった商品をも安く購入することが出来ます。70-80%オフのブランド品がたくさんある文井洞通りは、中央通りを中心に様々なショップが目白押しです。


京畿道(光明市)

ロッテプレミアムアウトレット(光明店)はIKEA(光明店)やコストコといった大型ショッピング施設の密集地域に位置しています。4大高速道路(西海岸高速道路、第2京仁、第3京仁、外郭循環)が交差する場所であり、KTX光明駅もあるためアクセスが便利です。


釜山広域市(海雲台区) , 海雲台

釜山で人気急上昇の観光スポット「センタムシティー」に入った韓国を代表する百貨店「新世界百貨店」が運営する室内アイススケート場です。最大500名が収容できる最先端アイススケート場で、昼には自然採光の中でスケートが楽しめ、夜には華やかでロマンチックなライトを浴びながら、ファンタジックなナイトスケートが楽しめます。幅広い年齢層が満足できる多目的アイススケート場で、アイススケート場を見下ろすと世界のグルメが味わえるフードパークやスナックコーナー、その他文化ホール、休憩室、顧客支援センターなどがあります。


ソウル(中区) , 南大門・ソウル駅

ソウル駅舎は東京大学の教授だった日本人塚本靖が設計をし、1922年6月に着工して1925年9月に竣工しました。当時、新築された建物は規模も大きく、ドーム型の独特な形をした外観は注目の的でした。建築資材は赤いレンガを使用し、1階の中央ホールの床には花崗岩を敷き詰め、中壁は石材、壁には人造石を使用しました。建物内部の貴賓室の廊下はすべて檀木が敷き詰められています。光復節(独立記念日)以降、京城駅だった駅名がソウル駅と改名されました。韓国戦争で駅舎の一部が破損してしまいましたが修復されました。その後、ソウル駅舎は首都ソウルの急激な発展と共に増加した輸送量を消化しきれなくなり、1960年代に南部と西部に駅舎を新設、本駅舎と区分して使用されました。2004年1月に新しい駅舎が多建てられて旧駅舎は閉鎖されましたが2011年に復元工事を経て複合文化空間「文化駅ソウル 284」という名称で生まれ変わりました。ソウル駅舎1階の中央ホールは公演、展示、イベント、カフェなどの空間で2階は公演、展示、セミナー、会議などの多目的ホールとして使用されています。