ソウル(鍾路区) , 三清洞・ソウル北部

みみずく博物館(プオンイ・パンムルグァン)は、みみずくを主題にした美術、工芸品、生活用品、アクセサリーが集められた、ちょっと変わった博物館です。ここには中国、アメリカ、チェコ、ポーランドなど約70ヶ国から約2,300点のみみずくグッズが、集められています。みみずくが描かれている屏風、食器、陶磁器、時計をはじめとして、みみずくの彫刻、そしてみみずくの切手まで、その種類は実に様々です。みみずく博物館というと、剥製が多いだろうと想像されることでしょうが、ここには剥製は置かれていません。この博物館は、もともと民家だった建物を改造して造ったため、規模はそれほど大きくはありませんが、アンティークな家の雰囲気がそのまま残されている空間です。また、デザインを専攻する2番目の息子が描いた塀のみみずくの絵が、まるで童話の世界にいるような雰囲気を作り出しています。


ソウル(鍾路区) , 仁寺洞・鍾路

韓国の有名な文化名所・仁寺洞(インサドン)にある「仁寺洞・グ・ジプ(仁寺洞のあの店)」は創作韓国料理専門店で、店内は韓国伝統の落ち着いたインテリアになっています。 この店だけの特別メニューとして「仁寺洞ヘムル・オン・バプ」や「仁寺洞・グ・ジプ・オン・バブ」、韓方ポッサム、海産物チヂミ、キムチ・青のりチヂミなどがあり、様々なサイドメニューも人気です。 一番の人気は「仁寺洞・グ・ジプ・オン・バブ」で、様々な海産物や野菜、エディブルフラワーなどが盛られて出され、鉄板に添えられたコチュジャンを混ぜて食べる特色あるメニューです(量は2人分)。 店内は昔の伝統家屋を改築して作られており、韓国的な雰囲気のインテリアや韓紙の室内照明が高級感を醸し出しています。    


ソウル(鍾路区) , 三清洞・ソウル北部

2004年の4月にオープンした東琳メドゥプ(組み紐)博物館(トンリムメドゥプパンムルグァン)は、ノリゲ(韓服の帯に飾る装身具)や、帯、巾着などの装飾用のメドゥプから糸、紐、装身具のようなメドゥプの材料まで全て展示されています。韓国伝統の韓屋である韓屋に設けられた展示室には代々伝えられた遺物や新たに再現された作品、現代的な感覚で創造された創作品など、美しいメドゥプ作品を思う存分鑑賞できます。東琳メドゥプ博物館ではメドゥプ教室も運営しています。教室は大きく1日プログラムと長期プログラムに分かれています。体験を希望する場合は、2日前までに電話(+82-2-3673-2778 韓国語)で問い合わせた後、訪ねるのがよいでしょう。10:00~18:00までで、受講人数は12人程度。但し、この教室は韓国語で行われるため、ガイドの同行が必要となります。


ソウル(鍾路区) , 三清洞・ソウル北部

「石坡廊(ソクパラン)」は、朝鮮王朝の最後の王である、興宣大院君の別荘だった「石坡亭」の別棟を現在の洗剣亭に移し、復元(ソウル市有形文化財23号)させた建物を韓定食専門店として再構成しました。約500坪の敷地に興宣大院君の別荘、石坡廊を中心に丘を下ると蓮池と柿の木が ある庭の真ん中に旧家屋があります。朝鮮時代の末ごろの建物は外観の ラインをそのまま活かし、最も韓国的な粋を演出することにフォーカスを置きました。約50坪の 大きくはない規模ですが、ここが客室として利用されました。 石坡廊の宮廷料理は、厳選された食材と、手作りの醤を使用しており、全国各地の匠人が作った伝統酒を味わうことができます。


ソウル(中区) , 明洞

明洞芸術劇場(ミョンドンイェスルククジャン)は、明洞国立劇場として使用していた建物を復元させ、新たな姿に生まれ変わった専用公演劇場です。明洞国立劇場は、1934年から1973年まで映画館や公演劇場、芸術劇場など韓国文化劇術の先駆者として役割りを果たしていました。1度は1975年に無くなってしまったものの、3年間の復元工事を終え、「明洞芸術劇場」という名称で2009年6月5日に新たなスタートをきりました。外壁をそのまま活かした明洞芸術劇場は、内壁を全てリモデルした最新の舞台施設を備える中劇場です。観客と舞台上の俳優との視点を最適化し、客席と舞台の距離を近づけることにより、俳優らと一緒に呼吸する気分で公演を鑑賞することが出来ます。こちらでは、正当劇や実験劇、ノンバーバルパフォーマンス、ミュージカルなどの様々な公演のみならず、演技競演や演劇祭、公演芸術祭など様々なイベントも楽しむことが出来ます。


ソウル(鍾路区) , 仁寺洞・鍾路

ユーズファミリーのある北村韓屋村は、昔から景福宮や昌徳宮、宗廟の間に位置し、ソウル600年の歴史と共にしてきた伝統居住地域です。二つの古宮の間に伝統韓屋が密集しており、ソウルの伝統的な風景が見られる場所です。ユーズファミリーは「ユ」の姓を持つ一般韓屋家庭で、韓国の生活文化や伝統に関心の高い外国人に伝統文化が体験できる機会を提供しています。体験は短期コースからなっており、前日までに電話予約が必要です。


ソウル(鍾路区) , 仁寺洞・鍾路

仁寺洞にある韓屋の茶房で、全ての伝統茶は直接沸かして出しています。夏のメニューであるかき氷(ピンス)の小豆も手作りです。


ソウル(鍾路区) , 三清洞・ソウル北部

地下鉄3号線「景福宮」で降り、景福宮の塀に沿って三清洞キル(道)へと進むと、並木通りが広がっています。この道を通り、三清トンネル方向に上がっていくと「三清洞スジェビ」という昼休みや夕食時になると混み合うすいとん屋があります。1980年代初期に開業してすぐ、「三清洞スジェビ」のすいとんが美味しいという噂が広がりました。そして、多くの人が訪れ、周辺にも新しい飲食店が次から次へとオープンしました。 ここのすいとんは深みのあるスープと、コシのあるすいとんがうまく合った料理です。すっきりした味のイワシのだしに、あさりやじゃがいもがたっぷり入ったスープは本当にうまいの一言です。さらに、ここへカボチャや人参、玉ねぎなどの野菜が加わります。すいとんは手でちぎって入れるため薄いのが特徴です。 1人前を頼むと器に、2人前以上だと小さな壷に入れて出してくれます。すいとんと一緒にじゃがいもチヂミや緑豆チヂミを頼む人もたくさんいます。2人で行く場合、すいとん2人前とチヂミを頼むとちょうど良いでしょう。 <さらにポイント>厨房の側のテーブルに座ればすいとんを作る様子を見ることができますよ!


ソウル(鍾路区) , 大学路・城北洞

アルコ美術館は、1979年5月、国立ソウル大学跡地に韓国文化芸術振興院の傘下の展示支援施設の美術館として開館しました。「韓国文化と芸術生産の中心地」とも言えるソウルの大学路に位置しているアルコ美術館の建物は、韓国の代表的な建築家であるキム・スグンが設計をし、その赤レンガの建物は大学路の象徴となっています。韓国国内に美術館が絶対的に不足していた開館当時、アルコ美術館は各種美術団体や個人展を支援するために貸与空間と企画展示空間として利用されていましたが、公・私立美術館が増えた80年代後半からは、美術館自体の企画展示空間として転換しました。1990年代末からは、公共美術館としての専門性が強化され、新たな韓国現代美術のパラダイムを作っていく先導的役割を果たし始めました。2005年以降、韓国文化芸術振興院が韓国文化芸術委員会に変わり、アルコ美術館は芸術監督制を導入し、運営の責任性と専門性を強化しました。アルコ美術館は、韓国の現代美術およびこれに関する談話と論議の生産場所として、ジャンルや媒体間の繋がりを強化するための実験的な企画展と、これを大衆と共有することができる多様な教育プログラムを運営しています。また、地域および国際的ネットワークを強化し、グローバルネットワークを構築するために多様な共同プログラムを運営しています。


ソウル(鍾路区) , 仁寺洞・鍾路

永豊文庫は、各種書籍の販売と共に朗読会、サイン会、講座など各種文化活動を行っている文化空間です。 永豊文庫は、韓国の書店最大規模の3,200坪の面積を持ち、地下1階、地下2階で構成されています。 地下1階には、韓国・海外の35万種以上の書籍と、書籍の情報や利用案内、会員登録、宅配便の発送などが可能な顧客サービスセンターがあります。 地下2階には、様々な見どころがある「Stylish gift mall」とライフスタイルブランドが並びます。 デジタルIT ZONEには「サムスンモバイルショップ」1号店、Appleショップ、マイクロソフトブランドが入店しています。 また、音楽、ビューティー∙ヘルスケア用品、高級万年筆、ダイアリー、デザイン文具、デザイン小物、ファンシー用品、キャラクターグッズ、リビング用品など様々な商品が揃っています。