ソウル(中区)

ソウルキムジャン文化祭は、韓国固有のキムジャン文化をテーマとしたお祭りです。ユネスコ人類無形遺産に登録されるほど世界が注目する文化ですが、韓国人の生活から無くなりかけているキムジャン文化を再現、再創造しその素晴らしさを伝えることを目的としています。キムジャンの歴史と未来に関する展示、キムジャン体験、キムチを使用した料理の販売、キムチをテーマとした文化プログラムなど全部で約20ものイベントが行われます。 


済州道(済州市 ) , 済州西部

済州野火祭りは済州島を代表するお祭りの1つで、牛と馬など家畜放牧のために中山間草地の古い草をなくし、害虫を駆除するために、村別に野原に火を付けていた済州の昔の牧畜文化を現代的感覚に合わせて再現し観光商品化した文化観光祭りです。1997年に開始したこのお祭りの人気は国内外に広く知られ2001年からは文化体育観光部指定の祭りとして開催されています。お祭りなどを専用に扱う韓国の雑誌などではこの済州野火祭りを「行く価値のあるお祭り」1位に選定されています。


京畿道(加平郡) , 南楊州

自然休養林は、有明山の渓谷の奥に造られており、渓谷で水遊びをすることもできます。山はさほど高くなく、森が生い茂り、快適な山林浴を満喫できます。奇岩怪石で有名な渓谷沿いには、緩やかな登山路と勾配が急な登山路が入り混じっており、飽きることなく最後まで登山を楽しむことができます。6kmの循環道路と駐車場、丸太の家、オートキャンプ場などの施設が完備されています。韓国で自生する花々が見られる大規模な自生植物園や芝生の広場があるのが特徴です。休養林内にある森の中の家(32,000ウォン~85,000ウォン)、休養館(32,000ウォン~85,000ウォン)、野営デッキ(4,000ウォン)、オートキャンプ場(8,000ウォン)などの利用をご希望の方は、前月3日に先着予約となっています。+82-31-589-5487 (韓国語)


江原道(東海市)

三和寺は、江原道東海市の頭陀山、武陵渓谷入口近所に位置している由緒ある千年の古寺で、月精寺の管理下にある小さなお寺です。新羅宣徳女王11年(642年)に慈装律師がこちらに寺を作って黒蓮台と名をつけました。864年梵日国師が寺を再度建て、三公庵と名を変えてから高麗太祖の時の三和寺と再度改称しました。 境内には大雄殿薬師殿を含め、寂光殿、梵鐘閣、極楽殿、毘廬殿、七星堂、無香閣などがあり、これ以外にも国家指定文化財である第1277号に指定された三重石塔と、第1292号鉄造盧舍那仏坐像、鉄仏が所蔵されています。 また三和寺には仏陀の教えを学ぶ仏教大学があり、美しい寺文化を体験することができるテンプルステイも運営しています。


江原道(江陵市) , 江陵

1982年6月26日に鏡浦台道立公園に指定(面積9.471平方キロメートル)され、鏡浦台、鏡浦湖、鏡浦海水浴場を中心にたくさんの文化財や記念物がある地域です。関東八景の1つでもある鏡浦台は、小正月に月を見る名所であり、鏡浦湖は、この場所を訪れる人たちの癒しの場所です。 東海岸で最も海の水がきれいな所ろして知られる鏡浦海水浴場と、鏡浦湖、鏡浦台、放海亭、湖海亭、鏡浦亭、鏡陽祠などが点在しており、夏の海水浴だけではなく、春には花見の名所として、ロマンチックな冬の海など、1年中楽しめる観光地です。 *鏡浦八景 1)緑豆日の出 緑豆亭で東海からの日の出を見ることを言い昔、寒松亭があった現江陵飛行場の東側に位置し鏡浦台の真東を指します。明け方、真っ赤に燃える太陽が海まで赤く染めながら昇る景色は神秘的で思わずうっとりしてしまう美しさです。 2)竹島名月 湖の東側にある島の形をした小さな山で竹がいっぱい生えていたことから竹島と呼ばれたこの場所は現在の現代ホテルがある場所です。水平線上からこぼれる満月の光が竹林の隙間を通って射し込み湖を照らしてできる、まるで一枚の絵のような光景を「竹島名月」と呼びました。空にある月と海と湖に映る月とが柱をつくり白海から湖の真ん中を突き通って台の前までのびる光の、厳かな情景を賛美したものです。 3) 江門魚火 江門は鏡浦台の東にある湖の河口にあり、湖と海がつながるところであることから江門と呼びます。夜になるとイカ漁に出る船の灯りがきらきらと輝き、その光が海と湖に導かれる美しい光景を「江門魚火」といいます。 4)草堂炊煙 草堂は湖の東南側にある村で土地が湖や海より低いところにあるように見える村です。遠くから見ると深い僻地にある山里という感じで、村の周囲には松の木がうっそうとしており水を含んだ大地からは雑木と雑草が生い茂っています。太陽が西の山の山頂に傾く頃になると夕飯を作る家々の煙突から白い煙があがり、それが夕焼けに染まってのどかな農村風景を写し出します。その平和で安らかな美しさを表現したものです。 5)紅粧夜雨 紅粧(ホンジャン)は朝鮮時代初期にジョ・ウンフルという府史が江陵に住んでいた頃にいた妓生の女です。ある日某監察司が江陵を視察した際、府史は湖に浮かべた船の上に妓生である紅粧を呼びよせ、伽椰琴(カヤグム)を弾かせて監察司をもてなしました。ずば抜けた美貌をもつ紅粧はその夜監察司の愛を受けたのですが後日、監察司は数ヶ月後にまた来ると約束し江陵を去っていきました。しかし監察司からの便りはなく恋しさで胸を痛めた紅粧は、あの日のことを思い出しながら湖に出てきてため息をつきました。そのとき深い霧の中から監察司の幻像と紅粧を呼ぶ声が聞こえ、紅粧は声のする方へかけていきます。しかし紅粧は途中、湖に落ちて死んでしまいます。このときからこの岩を「紅粧岩」と呼ぶようになり、霧の深い雨の降る夜になると女の悲しそうな泣き声が聞こえると伝えられています。船に慕い人を乗せ伽椰琴の音に興じながら酒を一杯交わす、そんな昔の人々の風流精神を回想させる言葉です。 6)甑峯落照 シル(蒸籠)山は鏡浦台の西北方面にありその頂の姿が蒸籠と似ていることからこの名前がつきました。太陽が西に傾く頃になるとシル山の北側から鏡浦湖に映る夕日の光がさざなみでばらばらに散らばる美しい光景を表したものです。 7)喚仙吹篴 シル山のサンソン峰に新羅の仙人たちが風流をたしなみ囲碁をうって過ごしていた場所がありました。そこでは、ひっそりとした月明かりの夜になるとどこからかもの寂しい笛の音が風にのって聞こえてきたといいます。山紫水明の絶景からは今でもどこからか笛の音がかすかに聞こえてきそうな気がします。鏡浦台の「喚仙吹篴」は俗世を離れた仙人たちが囲碁をうち笛を吹いて楽しんでいた、その昔の姿を思い起こさせます。 8)寒寺暮鐘 寒寺亭は現在の飛行場の東にあります。緑豆亭と呼ばれたこの東屋は花郎徒(新羅時代、青少年で組織されていた修養団体)の修行の場として造られた場所で今は石池や石で造った井戸だけが残っています。新羅仏教が再興した頃、寒寺亭で日が沈む時にならす鐘の音が遠くからのさざなみに乗って神仙たちが遊んでいた鏡浦台までとどろいていたその時代の趣を想わせます。


忠清北道(永同郡 )

毎年、韓国最大のブドウの生産地である忠清北道の永同で「永同ブドウ祭り」が開催されます。永同は忠清北道の最南端にあり、昼と夜の気温の差が大きく、豊富な日照量でブドウが育つ最適な気候条件がそろっています。ブドウ祭りに欠かすことのできない一番人気のあるプログラムはブドウ狩りとワイン作り体験です。この他にもブドウのカキ氷作り、ブドウの足湯、ブドウ釣りなどブドウを利用した多様な体験プログラムが充実している他、ブドウ餅、チョコレート、お菓子の試食や一緒にブドウに関連したゲームやフォトゾーン、フェイスペインティング、天然染色体験などの楽しみどころもたくさんあります。また、永同ブドウやブドウ汁、ブドウワイン、永同柿など地域特産物を購入することもできます。


京畿道(坡州市 ) , 坡州(ヘイリ村)

一年中多彩な見どころを提供する碧草池樹木園で行われるひかり祭りです。碧草池樹木園は、韓国の美しい四季が堪能できる「自然の芸術」空間で、豊かな自然と韓国の美が調和を成した造りとなっています。計1400点余りの木や草花が植えられており、園内の一角にはヨーロッパの庭園が再現され、西洋の美学と情緒が感じられるようになっています。


ソウル(鍾路区)

韓国固有の伝統文化であり、ユネスコ世界無形文化遺産である宗廟大祭の文化的・芸術的価値を広く知ってもらい、国家無形文化財の継承・発展のために2016年11月5日(土)、宗廟で「秋享大祭(チュヒャンデジェ)」が行われます。


京畿道(驪州市) , 驪州

驪州(ヨジュ)は高麗時代(918~1392)初期から陶磁器が製造されていた場所であり、陶磁器の生産に必要な高嶺土や白土などの質のよい土が多いため、早くから陶磁器工業が発達しました。特に、驪州陶磁器祭り(ヨジュ・トジャギチュッチェ)は、韓国で初めて陶磁器をテーマにしたイベントで、優秀な職人たちが作った陶磁器を直接目で見られ、普段よりも安い値段で購入することもできます。


江原道(平昌郡)

平昌郡の珍富面で開かれる「平昌マス祭り(ピョンチャンソンオチュッチェ)」では、マスの氷釣り、ルアー釣り、雪・氷体験、民俗体験などの「体験プログラム」やソリ、氷上でする駒回しなどの「冬の民俗遊び」、スノーラフティング、ソリ列車などの多彩な氷上レジャースポーツ」を楽しむことができます。釣ったマスは、近くの食堂ですぐに調理してもらい、食べることができます。平昌は昔から水がきれいで水温が低く、マスの養殖が最初に行われた場所です。マスは栄養価が高く、味が淡白なため刺身としても食べることができます。イベントが開かれる平昌郡の珍富面までは、ソウルの東ソウルバスターミナルから高速バス(始発 06:30、最終 20:05/30分~1時間間隔で運行)に乗って約2時間程です。