慶尚北道(聞慶市 )

2001年3月にオープンした聞慶総合温泉(ムンギョン・チョンハプ・オンチョン)は、2500人が同時に温泉を楽しむことが出来る大型総合温泉です。ここでは2種類の温泉水が使用されています。1つは地下900mから汲み上げた黄土色の温泉水で、皮膚炎や心臓病の治療に効果的です。もう1つは地下750mから汲み上げた温泉水で、傷の回復や呼吸器に効果があります。聞慶総合温泉では異なる効果のある2種類の温泉を一度に楽しむことが出来ます。


慶尚北道(栄州市 )

ソンビ(学者)の故郷、慶尚北道栄州にある「ソンビ村」は栄州の文化を広く知らせ、韓国の伝統文化が体験できる教育の場です。「ソンビ村」は外国人観光客のために餅つきや提灯をもって町を巡ったり、伝統婚礼、ユンノリ(韓国のすごろく)/チェギチャギ(羽蹴り)などの民俗遊び、博物館見学など多様なプログラムを行っています。また、市場通りでは伝統料理が味わえます。それだけでなく、ここでは伝統家屋で宿泊体験ができ、昔のソンビたちの素朴な生活が窺える伝統文化イベント、礼節教育、観覧/体験などを通して韓国の文化を直に感じることができます。近隣には韓国初の書院である紹修書院や紹修博物館、浮石寺などがあります。


慶尚北道(慶州市 )

慶州は新羅千年の古都、ユネスコで指定された世界的な歴史都市、どこを掘っても新羅時代の遺物が出土される場所として有名です。文化遺産の調査をしながら遠足気分を味わうことができるのが慶州ワールドです。大規模の娯楽施設として開発された慶州ワールドは慶州普門団地内の普門湖にあります。現在、体育館、そりすべり場、プール、サッカー場などの体育施設とラフティング施設であるクランドキャニア大探検をはじめとしたバイキング、青龍列車など26種類の乗り物とゲームセンターを兼ね備えています。* 規模 - 264,464㎡ (80,000坪)


慶尚北道(蔚珍郡 )

ラジウムが多く含まれるアルカリ性の温泉である白岩温泉(ペガム・オンチョン)の温度は48度ほどで、白岩山(ペガムサン)の東側にあります。新羅時代から知られている歴史ある温泉で、宿泊施設をはじめとした各種施設も充実している温泉タウンです。透明ながらもぬるぬるしているその水質は神経痛、慢性関節炎、動脈硬化などにも効果があることで知られています。近くには海抜1,004メートルの白岩山、松林と美しい砂浜で有名な邱山(クサン)海水浴場があるので登山と海水浴を一度に楽しめます。


慶尚北道(慶州市 )

感恩寺址(カムンサジ)は、三国統一(7世紀後半に新羅が百済と高句麗を滅亡させ統一国家を築いた出来事)を達成した新羅(57 BC ∼AD 935)の文武王(在位 AD 661∼681)が建てた寺。現在は高さ13.4mの大きな二基の石塔が残っているのみで、建築物は焼失してしまいました。この寺は文武王が天の力を受け日本の海賊を撃退するために建てはじめられましたが、王は完成を見ずして他界。死んだ後にも国を守ろうとした王の遺言により寺から500メートル離れた東海に水葬されました。感恩寺はその後王の息子神文王(AD 681~692)がAD 682年に完成させ、父の恩恵に感謝するという意味で感恩という名前を付けたといわれています。


慶尚北道(慶州市 )

コッマウル慶州韓方病院(キョンジュハンパンビョンウォン)は健康と観光を組み合わせた健康ツアーの目的地であり、広々とした土地に健康管理などの様々な医療機器施設が備わっており、伝統韓屋から成っている病院と施設が慶州という観光都市とよく調和しています。 コッマウル慶州韓方病院は広く知られている通り、政府が推進する 'Health Tour to Korea' 政策の牽引車の役割を果たしています。「大韓民国第1号指定病院」に選定された点からみても、全ての職員が情熱と誠意を持ってプログラムを推進する努力を行なっています。


慶尚北道(慶州市 )

瞻星台と月城の間に位置しており、史跡第19号に指定されています。慶州金氏の始祖、閼智が誕生したという伝説がある由緒深い場所で、このような話が残されています。新羅脱解王の時に、瓠公がこの林の中で鶏の鳴き声を耳にしたので、声が聞こえる方に近寄ってみると、木の枝に金の装飾がほどこされた櫃が引っかかって、光を放っていました。このことを王に話すと、王は自ら林へ行き櫃を下ろし、ふたを開けると中から男の子が出てきたので、この子の姓を金、名前を閼智とつけ、もともと始林、鳩林と呼ばれていたこの林のことを鶏林(ケリム)と呼ぶようになったと伝えられています。鶏林は、新羅の国号としても使われました。丸く広がっている林には、ケヤキの木などの古木が鬱蒼と茂っており、北から西にかけては小川が流れています。王は閼智を皇太子に任命しましたが、後に朴氏王族である婆娑王に王位が継承されたため、王位に就くことはできませんでした。後の時代、奈勿王の時より新羅金氏が王族となりました。境内にある碑は、朝鮮純祖3年(1803)に建てられたもので、金閼智誕生についての記録が刻まれています。新羅王城の近くにある神聖な林で、また新羅金氏王族の誕生地でもあるこの地は、今でも鶏林には王達やケヤキの木がいるような錯覚さえしてしまいます。大陵苑-鶏林-半月城と続く散歩道の横には、春になると黄色いアブラナの花々が、遺跡地の風雅な趣を一層深めてくれます。


慶尚北道(安東市 )

屏山書院(ビョンサン ソウォン)は1613年に高名な儒学者である柳成龍(1542-1607)の学問と人格を慕う学者たちが共同で建てた学校で、彼をまつった位牌が安置されています。1863年には国王より書籍・土地・奴婢などを下賜され、国王から権威を認められた賜額書院となりました。1868年興宣大院君(1820-1898)が書院撤廃例を下したときもその対象から除外された全国47院、安東2院のうちのひとつです。書院の前には洛東江が流れ、その向こうにある屏山がまるで屏風のようにこの書院を囲んでいて絶景です。


慶尚北道(栄州市 )

韓半島の背骨といえる太白山から西南にかかる山脈が慶尙道、江原道、忠清道3地域の境界を作りながら西南に100里程度伸びているのが小白山です。 小白山(ソベクサン)は1987年に国立公園(クンニプコンウォン) 18号に指定されており、全体の面積は320.50平方キロメートル。 小白山の代表的な峰である毘盧峰頂上には野生花とツツジが多く第1蓮花峰から毘盧峰の間の北西斜面(海拔 1,200∼1,350メートル)には韓国最大規模の朱木群落が分布しています。 小白山の東側は比較的傾斜が急で、落東江上流の水流が竹溪川に流れ込んでいて主に登山路として利用されています。 毘盧峰から竹溪川に沿って下れば石崙鑛山があり、 石崙鑛山を過ぎて草庵寺があります。ここから更に下ると石川滝と聖穴寺 等がでてきます。この谷には澄んだ水の中にだけ住むという山川魚がいます。 毘盧峰から南西側およそ4キロ程は平坦な道で少し下ると 蓮花峰に着きます。第1蓮花峰から国立天文台)を過ぎて第2蓮花峰に到着します。 この山の南側約 4キロの距離に竹嶺という高い峠があります。小白山第2蓮花峰東側には新羅時代のお寺である喜方寺と毘盧寺があり喜方寺入口には慶尙南道第一といわれる 喜方滝(28メートル)があります。 小白山 国立公園は稜線と溪谷を中心として周辺の景色が美しいばかりでなく公園の中に多樣な動植物が 捿息している所として知られています。