仁川(西区) , 仁川市街地

漢江の下流から西海を結ぶ運河「京仁アラベッキル」。運河構想は、13世紀、高麗高宗時代に遡り、朝鮮時代にかけて常に試みられましたが、時代的状況や技術力の限界により実現されませんでした。その後2011年に京仁アラベッキルの誕生により遂に念願の運河構築が実現したのでした。舟運水路や港湾、橋梁の他、運河に沿って整備されたアラリウム、パークウェイなど、多様な施設が完備されています。    


ソウル(鍾路区) , 仁寺洞・鍾路

6つの支店とインターネット書店をもつ永豊文庫(ヨンプンムンゴ)の代表的な店舗である鐘路店と江南店は、2店とも地下鉄とつながっているのでアクセスがとても便利。 鐘路店はソウル鐘路の永豊ビルの地下1・2階にあり、100万冊の書籍を販売する大型書店。書籍以外にも文具売り場やCDショップ、コンピューターのソフトコーナー、各種のファンシーグッズ売り場やファーストフード店もあります。またチケットブースではイベントや公演の予約ができる他、コピーやラッピング、絵画コーナーなどの施設も充実。周囲には繁華街である鐘路とオフィス街ある乙支路があり、乙支路のビルの谷間にそって歩くと明洞に行くこともできます。 一方江南店は、最高の娯楽ショッピング空間・セントラルシティー・ヨンプラザの地下1階にある3600坪の規模を誇る超大型書店。売り場は階段式に作られており、広々とした店内でゆっくりと本を選ぶことができます。ブックカフェ、イベントホール、マガジンプラザ、情報センターなどの文化情報を提供する施設も完備しているので、本を買わなくても楽しむことができます。    


全羅北道(益山市 )

* 百済最大の伽藍、弥勒寺址 *百済最大の寺院である弥勒寺(ミルクサ)創建については「三国遺事」に詳しく記録されています。新羅の善花(ソノァ)王女と婚姻し、王になった武王(ムワン 百済第30代王 600-641)が善花王女とともに龍華山(ヨンファサン 現在の弥勒山)の獅子寺(サジャサ)の知命法師を訪ねて行く途中のことでした。突然、池の中から弥勒三尊が現れ、これを機に弥勒寺を創建することになったのです。三尊のために殿(金堂)、塔、廊(花郎) を建てたとされています。これとは別に弥勒寺の創建には武王と善花王女の信仰だけではなく政治的な目的があったとの見解もあります。つまり、百済の国力を拡張させるため馬韓勢力の中心であったこの場所、金馬に弥勒寺を建てたと推測されています。百済最大の寺院である弥勒寺を建てるにあたり、当時の百済の建築・工芸など各種文化の最高水準が発揮されていることばかりでなく、新羅の真平王が百工(職人)を送ったと三国遺事に記録されています。これは当時、三国の技術が終結されたことを意味します。弥勒寺が百済仏教で弥勒信仰の求心点があったことははっきりしていて、新羅最大の寺院である皇龍寺が華岩思想の求心点であったことと対比します。皇龍寺が一塔三金堂式で、弥勒寺は三塔三金堂式の寺院配置です。皇龍寺は王を頂点にした華岩思想、弥勒寺は弥勒思想を寺院に具現化しています。弥勒寺は一般平民 ・大衆まで龍華世上に引導するという弥勒信仰が基盤となっています。


仁川(中区) , 仁川市街地

江華道と仁川は昔からサッパという魚の産地として有名です。仁川九月洞の総合文化芸術会館の向かいに位置する「サッパ通り」は今から30年以上前に初めてサッパを売る店ができ、今はもうその店はなくなってしまいましたが、そこで働いていた人たちが別で店を構え始め、今のサッパ通りができたといいます。 仁川サッパ通りに集まっている刺身店ではサッパの刺身や和え物、サッパ焼き、辛味鍋などを安く味わうことができます。 サッパは3~4月中が一番美味しい時期で、身がしっかりとし脂がのっていて、刺身にして食べても焼いて食べても、辛味鍋にして食べてもその格別な味を味わうことができます。また、サッパの塩辛でヤンニョム(甘辛だれ)を作っておけば、それだけでも食欲をそそる絶品おかずになります。    


ソウル(江南区)

パルナスモール(PARNAS MALL)はグランドインターコンチネンタルソウルの地下一階に位置し、文化、ショッピング、グルメなどを一度に楽しめることができる総合モールです。


忠清南道(牙山市 )

釜山を象徴するタワーである釜山タワーの展望台は慶州にある仏国寺の多宝塔の屋根に乗っている宝蓋をかたどって作られたものです。海抜69m、高さ120mで、展望台から見る釜山の夜景は絶景です。釜山市民はもちろん、多くの観光客が訪れる人気のスポットで、タワーの周りには忠武公銅像、市民の鐘、白山安熙済、花時計などあります。


ソウル(江南区) , 江南・三成(COEX)

ヒルトップ観光ホテルは、江南区論峴洞の中心にある観光ホテルで、57の客室、銭湯、宴会場、レストラン、カフェなど各種施設が完備されたホテルです。三成洞貿易センターや狎鴎亭ロデオ通りなどに隣接しており、観光やショッピングに最適です。


仁川(中区) , 仁川国際空港

仁川国際空港(インチョングッチェゴンハン)は、21世紀の北東アジアのハブ空港として永宗島と龍遊島の間を埋め立てて2001年3月29日にオープンした韓国を代表する国際空港です。施設は、旅客ターミナル、貨物ターミナル、係留場施設、航行安全施設、交通施設などから成っています。 空港内には、韓国の文化芸術の優秀性を広報するために「韓国文化博物館」の運営をはじめとし、「伝統文化体験館」、「伝統工芸展示館」などが設置されており、国内外の空港利用客に多様な韓国伝統文化芸術の見どころを提供しています。また、空港の全景と世界各国の飛行機を一望することができる展望・休息空間「Airstar Terrace」が設けられています。 この他にも、旅客ターミナル内の至るところに設置された庭園では、休息と共に各種文化公演やイベントも楽しむことができます。 仁川国際空港は国際貨物世界2位、国際旅客世界10位内の規模であるだけでなく、航空業界のノーベル賞ともされる国際空港協議会が選定する空港サービス評価で7年連続で世界1位を受賞し、アメリカの旅行専門雑誌『グローバルトラベラー』では4年連続で世界最高の空港という名誉を受けています。  


ソウル(江西区) , ソウル西部

NC百貨店(江西店)は韓国初の直仕入れをする百貨店で、よい品と合理的な値段で業界をリードしてきたE-LANDグループが、30年のノウハウを基に運営しています。国内ブランドと260以上の有名ブランドが入店しており、男女ファッションブランドやカジュアル、スポーツブランドの新商品やシーズンオフ、繰越商品など、多様な商品を取り揃えています。NC百貨店では30以上のファッション&雑貨ブランドやセレクトショップ、韓国発のSPAブランドSPAOやMIXXOに出合うことができ、グローバルソーシングを通して直輸入したCOACH、Burberry、Gucci、Tory Burchなどの様々な海外ブランドは、中間流通を通さず直輸入しているため5~20%引きの価格で購入することができます。また、韓国最大規模を誇るキッズカフェでは、子どもたちに人気のココモン2に出会えます。


光州広域市(光山区)

黄龍江と極楽江に沿って松の木が多く生息していることから名づけられた光州の松汀(ソンジョン)は、光州5味の一つに数えられるトッカルビで有名な場所。光山区庁周辺には、トッカルビ通りがあり、その中でも松汀トッカルビは1976年に開業した元祖トッカルビ店として人気を集めています。 このお店のトッカルビの味は、上質な牛のカルビと豚の三枚肉を5対5の割合で混ぜ、韓国産のアカシア蜂蜜を入れるのが秘訣だそうです。やわらかい肉質と歯ごたえのある食感が特徴です。梨、キウイ、玉ねぎ、生姜などを入れて作った特製天然タレは栄養も抜群。牛肉だけのトッカルビよりは、安価になるため、リーズナブルな価格でおいしくいただけるのも人気の理由です。お肉を一晩寝かせ、食べやすいように骨から肉を取り、ミンチにします。ソースは、昆布、大根、ネギなどの20種類以上の食材を入れて作りますが、ここには、化学調味料を一切入れないというお店のこだわりがあります。 トッカルビと一緒に出てくる豚肉のスープにも、このお店のこだわりがあります。このスープを飲みにくるというお客さんがいるほど。豚の骨と大根を1日中煮込み、油分を取り除くため、さっぱりした濃厚なスープの味になるといいます。子どもから大人まで気軽に食べられる一品です。