済州道(西帰浦市) , 서귀포

野獣派的な強いタッチで頭をもたげる『黄牛』、強い骨格を露にし尻尾を振る『白牛』を描いた李仲燮は、韓国戦争真っ只中の1951年、約1年余りを西帰浦で過ごしました。一坪半程の部屋で日本人の妻と二人の子どもともに暮らし、現在まで彼の代表作に数えられるほとんどの絵がここで描かれました。戦争避難民としての一時的な滞在でしたが、つらく不遇な彼の人生において最も安定した時期であったとされています。西帰浦市は、彼の暮らしていた家を買い取って復元し、李仲燮記念館を建てました。そして、彼が朝晩散歩していた家の前の通りを「李仲燮通り」に指定しました。李仲燮通りに立つと、避難生活として暮らしていた家が原型そのままに復元されており、家の裏には生前に描いた絵が展示されている「李仲燮美術館」があります。李仲燮画家の作品はカナアートセンター代表のイ・ホジェ氏が西帰浦市に寄贈したもので、李仲燮の8点の原画作品と韓国を代表する52点の近現代画家の作品など、全部で60点の作品が所蔵されています。


釜山広域市(中区)

第二次世界大戦終戦直後、今の国際市場がある場所は空き地となっていました。この場所で、日本人が残していった本を売る露天商が現れ、その後、空き地が個人所有になったことで、彼らは宝水洞へと移って行きました。その後勃発した朝鮮戦争時には釜山に多くの避難民が集まり、持ってきていた貴重な本を生活のために露天商に売り、それを大学教授や学生などが買うようになりました。こうした需要と供給に従って、本格的に店を構えて商売する人が増えていき、今のような本屋通りが形成され、宝水洞は全国的にも知られる本屋街となりました。


仁川(中区) , 仁川市街地

月尾島文化通りの中間地点、ヨーロッパの城郭を思わせる紅いレンガの家に入ると、木造のインテリアや紅いカーペットなどが目を引くイギリス風の古典的な店内が現れます。長い歳月をかけて培ってきた料理の味と独特なインテリアがこのお店の特徴です。 25年前、ある表彰式で受賞された詩人が1編の詩を完成させたそうです。そこで、この場所を文学が始まる場所、芸術の殿堂という意味の「イェジョン」と名づけたそうです。寛げる店内の雰囲気と自家製パンがよく似合う場所。特選御膳、ミスジステーキ、ハンバーグなどが人気です。


釜山広域市(中区)

同じ場所で15年間営業している模範飲食店で、牛骨スープやカクテキの味が逸品です。


済州道(済州市 ) , 済州西部

セビョルオルム(暁星岳:ぎょうせいがく)は済州市涯月邑鳳城里にある、海抜519.3m、高さ119mの寄生火山です。セビョルオルムは毎年正月にススキを燃やす「野火祭り」が開かれる有名なオルム(寄生火山という意味の済州方言)で、峰から峰へと続く曲線と頂上から見渡す風景はオルムの中でも極上のものです。オルム頂上の北側の斜面の一部は森になっていますが、他の部分はほとんどが草畑の牧場として利用されています。北西側の斜面と南西側の斜面、南側のふもとは共同墓地があります。セビョルという名前は、夕空に一番先に顔を見せてくれる明星のように、さびしく立っているといって付けられた名前です。オルムに上がる入口から約30分ほど行くと、頂上に到着します。特に、山火事防災期間(春:2月1日~5月15日/秋:11月1日~12月15日)には入山が統制されるので、事前に邑事務所へ確認してください。※ 涯月邑事務所:+82-64-799-6001


忠清南道(扶余郡 )

忠清南道扶余郡扶余邑に位置する百済香は、蓮の葉ご飯(ヨンニプパプ)とタニシの包みご飯(ウロンサンバプ)の専門店です。蓮の葉ご飯に使われる蓮の葉は、無農薬で直接栽培しています。人気メニューの蓮の葉ご飯定食は、香りのよい蓮の葉の中にもち米、ナツメ、豆、小豆、黒米などを入れて蒸した蓮の葉ご飯(ヨンニプパプ)をはじめ、タニシのピリ辛和え(ウロンフェムチム)、豆腐キムチ(トゥブキムチ)、豚肉と野菜のピリ辛炒め(チェユク・ポックム)、チャプチェ、レンコンサラダ、キムチ、魚、味噌チゲ、キノコの煮物などが出されます。タニシの包みご飯(ウロンサンバプ)に使われるタニシは国内産の養殖のもので、タニシ入り味噌チゲ、タニシのピリ辛和え(ウロンフェムチム)など、タニシを利用したさまざまな料理があります。蓮の葉ご飯(ヨンニプパプ)にレンコン、レンコン茶、蓮の葉粉、レンコンパンなどが出される白蓮香(ペンニョンヒャン)もおすすめです。


ソウル(鍾路区) , 大学路・城北洞

駱山は、ソウルの観相を成していた内四山(南山、仁王山、北漢山、駱山)のうちの1つで、風水地理上、主山である北漢山の左青龍に該当する山です。このように、貴重な自然環境と文化遺産を持つ駱山ですが、日帝強占期を経て現在に至るまでにその大部分を破壊・喪失し、特に60年代以降は、近代化の過程で無分別な都市計画によりアパートや住宅が建てられ、歴史的遺物としての諸機能を失ってしまいました。 そこで、ソウル市は公園緑地拡充5ヶ年計画の一環で、駱山を近隣公園として指定し、周辺の緑地との融合を目指し、駱山の本来の姿と歴史性を復元する事業を推進しました。


全羅北道(井邑市 )

内蔵寺(ネジャンサ)は全羅北道の名山である内蔵山国立公園に位置しています。内蔵寺は百済636年に 霊隠祖師が創建した寺で、本来の名前は霊隠寺でした。その後何回かの焼失と重建を経て、韓国戦争の時また焼失しました。現在の寺は1970年代に再建されたものです。内蔵山まで行くには少し歩かなければなりません。商店街団地と切符売り場を通ると小さな渓谷である内蔵川があります。この道に沿って30分ほど歩くと左側に池が一つあり、池の中に羽化亭という亭子があります。羽化亭を過ぎて少し行くと左側にケーブルカー乗場があります。内蔵山燕子峰展望台(667m)まで上がるケーブルカーで、時間は5分くらいです。ケーブルカー乗場を通るとすぐ内蔵山探訪案内所があり、さらに行くと内蔵寺一柱門に出ます。この一柱門を過ぎると紅葉のトンネルが始まります。樹齢数十年から数百年に達する紅木が空を遮るトンネルになり、秋には真っ赤に染まります。紅葉トンネルが終る所に浮屠畑があります。十あまりの浮屠があり、浮屠畑の前の松の木も美しい所です。浮屠畑を通ると天王門があり、すぐに小さな池である定慧楼があります。朝鮮時代の世祖12年(1466年)に作られた建物で、現在の建物は1970年代に復元したものです。内蔵寺の建物の中でもっとも美しい建物です。定慧楼を過ぎると大雄殿、冥府殿などの建物があります。ほかにも自然学習探訪路があり、森林浴コースも開発されています。


ソウル(麻浦区) , 汝矣島・永登浦・麻浦

デジタルパビリオンは、上岩洞ヌリクムスクウェアにあるICT(Information, Communication & Technology)展示館で、未来の技術や商品、生活の様子を再現した韓国で最大規模のICT専門体験館です。ここでは、最新のICT技術で具現化された展示アイテムを見て、体験し、未来の社会の様子を想像してみることができます。これまで、想像の世界でしかありえなかった未来外のICT環境が現実となる、特別な体験ができます。


光州広域市(北区)

ユミョン会館は、韓国産の韓牛の中でも特上の雌牛にこだわり続ける焼肉料専門店です。米やキムチも韓国産のみを取り扱っており、食材へのこだわりは徹底しています。会社の集まりや会食の他、還暦のお祝いや誕生日会などの各種集まりに最適です。