慶尚北道(鬱陵郡)

カルデラ盆地(カルデラとは、火口が崩れ落ち造られた噴火口のこと)である羅里盆地(ナリブンジ)は鬱陵道で最も大きい平野です。羅里盆地には、排水がよく肥沃な火山灰土が広がっています。鬱陵島の多くの住民は漁業に従事していますが、羅里盆地の住民は薬草を栽培をしています。 <travel tips> 羅里盆地の星空の美しさは有名です。また、道洞港から聖人峰を越え羅里盆地に降りていく途中の景色はこの世のものとは思えないほどです。


慶尚北道()

「浦項九龍浦クァメギ祭り(ポハン・クリョンポ・クァメギチュッチェ)」は、九龍浦地域の特産物であるクァメギ(寒い冬に捕れた秋刀魚を潮風で乾かしたもの)やカニ、イカなどを広報し、観光客の誘致と地域経済の活性化を図るために開催されている祭りです。クァメギ祭りでは民俗遊びや国楽公演、無料試食会など、様々な文化を体験することができます。


慶尚北道(栄州市 )

ソンビ(学者)の故郷、慶尚北道栄州にある「ソンビ村」は栄州の文化を広く知らせ、韓国の伝統文化が体験できる教育の場です。「ソンビ村」は外国人観光客のために餅つきや提灯をもって町を巡ったり、伝統婚礼、ユンノリ(韓国のすごろく)/チェギチャギ(羽蹴り)などの民俗遊び、博物館見学など多様なプログラムを行っています。また、市場通りでは伝統料理が味わえます。それだけでなく、ここでは伝統家屋で宿泊体験ができ、昔のソンビたちの素朴な生活が窺える伝統文化イベント、礼節教育、観覧/体験などを通して韓国の文化を直に感じることができます。近隣には韓国初の書院である紹修書院や紹修博物館、浮石寺などがあります。


慶尚北道(栄州市 )

豊基高麗人参は小白山で作られており、品質がよいことで知られる特産品です。10月を過ぎた頃に収穫をはじめ、最も収穫量が多くなる時期に合わせて「栄州豊基高麗人参祭り(ヨンジュプンギインサムチュッチェ)」が開催されます。 ここで生産される高麗人参は、主要成分である「サポニン」が多く含まれており、血圧を安定させガンを防ぎ、疲労回復の効果があります。祭り期間中は、実際に高麗人参を収穫する体験ができるだけでなく、高価な豊基高麗人参で作った料理を無料で試食することもできます。この他にも、栄州地域は、浮石寺や小白山豊基温泉などの観光名所も多く、祭りと観光を同時に楽しむことができます。


慶尚北道(青松郡 )


慶尚北道(安東市 )


慶尚北道(慶州市 )

「韓流」は、韓国のファッション、公演、ドラマ、料理など韓国を代表する最上の文化コンテンツです。日本、中国、ベトナムなどアジアから始まった「韓流」は、ひとつのスタイルとして通称され、世界に向かって広がっています。韓流ドリームフェスティバルは、歴史の都市である「慶州」で開かれます。慶州は古代王国であった新羅時代の首都として、過去と現在が混存し、神秘的な魅力を保っている歴史都市です。国内外で高い人気を増やしているドラマ「善徳女王」の背景であり、撮影地としても韓国の古代文化の魅力を経験することができます。


慶尚北道(浦項市 )

「浦項国際光祭り」は昼は情熱の海洋スポーツで、夜は美しい光で迎日湾を華やかに飾ります。浦項国際光祭りは、「兄山江体育公園」や「北部海水浴場」などで毎年夏に開かれる祭りで、メインイベントには国際花火コンテストや光の都市パフォーマンス、光のパレードなどがあり、「浦項海国際演劇祭り」や光美術大典などの公演や文化体験イベントなども行われます。また、祭り期間には全国海洋スポーツ大典も開かれ、夏のスポーツの代名詞であるヨットやビーチバレーなどの競技や体験種目が祭りの熱気と楽しさを増してくれます。


慶尚北道(慶州市 )

感恩寺址(カムンサジ)は、三国統一(7世紀後半に新羅が百済と高句麗を滅亡させ統一国家を築いた出来事)を達成した新羅(57 BC ∼AD 935)の文武王(在位 AD 661∼681)が建てた寺。現在は高さ13.4mの大きな二基の石塔が残っているのみで、建築物は焼失してしまいました。この寺は文武王が天の力を受け日本の海賊を撃退するために建てはじめられましたが、王は完成を見ずして他界。死んだ後にも国を守ろうとした王の遺言により寺から500メートル離れた東海に水葬されました。感恩寺はその後王の息子神文王(AD 681~692)がAD 682年に完成させ、父の恩恵に感謝するという意味で感恩という名前を付けたといわれています。