仁川文鶴野球場「SK幸福ドーリム球場」

仁川でエンターテインメントとして楽しめるスポーツは幾つかあるが、その中でも最も人気なのはプロ野球だろう。半年近く、毎日試合が開かれる野球シーズン、その6ヶ月間、仁川では「「SKワイバーンズ」が話題に上らない日はない。仁川で開かれるホームゲームの数は他のプロースポーツとは比較できないくらい多く(サッカーやバレーボールは20試合未満、バスケットボールは30試合未満)、メディアで目にすることが多いので、人々の話題は自然と野球に。



 

この球場は仁川地下鉄1号線の「文鶴競技場駅」から300mほどの場所にあり、アクセスしやすく、「2002日韓ワールドカップ」が開催された文鶴競技場のすぐ隣にある。 完成前からアメリカ、メジャーリーグの球場並みに素晴らしい球場ができるとファンに期待を抱かせた。 パク・チャンホ, チェ・ヒソプ, ソ・ジェウン,リュ・ヒョンジン等が活躍し、韓国のファンにも馴染みのあるのドジャー・スタジアムをモデルにして設計したそう。しかし、この二つの球場の全景写真を比べるとあまり似ている感じはしない。だが、よく見ると、似ている部分もあり、細かいところに神経が行き届いた球場と言える。
 

 

 

2002年3月に開場し、SKワイバーンズのホーム球場として使われ始めた文鶴野球場は2010年以降建てられた広州KIAチャンピオンズフィールド, 大邱三星ライオンズパーク, ソウル高尺スカイドームの登場まで最高のインフラを備えた所として評価された。ソウル蚕室野球場は釜山社稷野球場等、ほとんどのプロ野球の球場が1980年代に建設されたのとは異なり、2000年代の初めに建設され、時期的に韓国プロ野球の使用スタジアムの中では中間の位置にある。開場後15年でプロ野球のオールスター戦が3度(2002年、2005年、2008年)も開かれるなど、韓国有数の球場と言える。


仁川文鶴野球場「SK幸福ドーリム球場」
球団: SKワイバーンズ
住所: 仁川広域市 南区 買召忽路 618(文鶴洞)
アクセス: 仁川地下鉄1号線 文鶴競技場駅から徒歩5分
収容人数: 約26,000人
開場: 2002年3月

 
前述したように文鶴野球場には様々な特徴があるが、その一つを挙げると、韓国で初めて外野にブルペンが設置された球場として有名である。

また、観客席には特色ある様々なゾーン(zone)と座席があり、球場に訪れるお客さんが楽しめるようになっている。
最も人気があるのは、ホームプレートから非常に近い所で試合を楽しめる特別席「ライブゾーン」。この席のシートはプレミアム映画館並みの高級感だ。 それから、外野席のスポーツパブテラス「ハイトクラブ」、球場全体を眺望できる「ワイドゾーン」。ここは隠れた人気スポットだ。
 

子供と一緒に文鶴野球場を楽しむtip
仁川SK幸福ドーリム球場(野球場)内、子供と一緒のお出かけスポット、ワイバーンズランド
キッズ体験ゾーン、ワイバーンズキッズゾーン(「ポインルーム」「ゾンビダム(Zombie Dumb)ルーム」、「ワンダーボールズルーム」(以上韓国の人気キャラクター)、キッズスペース)


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