全羅北道(全州市 )

全州韓屋村が一望できる梧木台(オモクテ)のすぐ下手にあり、閑静で風景のよい場所です。かつて養士斎(ヤンサジェ)は全州郷校(チョンジュヒャンギョ)の付属建物で、朝鮮時代には勉強を終えた青少年たちが集まって、下級官吏の生員や進士の試験を準備していた所として知られています。現在は、韓屋民宿や、野生茶を普及する多目的文化空間となっています。また、この家は韓国固有の定型詩「時調」の歌人である李秉岐(号:嘉藍)が住んでいた所としても有名です。彼が書斎として使っていた部屋には、「嘉藍茶室」という扁額が掛かっています。その部屋で執筆していた彼の姿を撮った写真も見られます。ここの自家製釜炒り茶は大変おいしいと評判です。大門から中に入ると、古風な養士斎の姿が現れます。礎石の上の四角い柱が軒を支え、入母屋造りで仕上げた典型的な韓屋です。


慶尚北道(安東市 )

慶北・安東の豊松斎は、慶北道庁新都市の韓屋村に位置する韓屋ステイだ。館主が伝統韓屋の美しさを活かすため、奉化の良質の松の木を手配して建てた。二軒(ふたのき)とソスル大門、柱の一本一本に職人の技が感じられる。伝統美を活かしながらもバストイレは客室の中に置いて便利さを保てるよう計らった。2018年に建てた韓屋なのであらゆる施設がきれいで快適に泊まることができる。 豊松斎の門を開いて入ると、青い芝生が広がっていて、古風な韓屋の建物と垣根越しにすらっと伸びた松林が目に入る。豊松斎に一歩踏み入れると、時間を飛び越えて朝鮮時代に遡ったような雰囲気が味わえる。豊松斎の客室は全部で3つだ。豊室とサランバンは、2人が泊れる大きさだが、家族の場合4人まで予約を受け付けている。松室はカップル2人が泊まるのに最適なこぢんまりとした大きさだ。クッキングヒーター、電子レンジ、電気炊飯器、電気ポット、食器類が備えられた豊室では調理が可能だ。松室とサランバンでは調理ができない。豊松斎で最も目を惹く空間はヌマルだ。「豊かな松の木の景色が楽しめる家」という意味の豊松斎という名前も、このヌマルからの景色に由来する。ヌマルに座ると垣根越しの松林が一幅の水彩画のように広がる。豊松斎から河回村までは10分、屏山書院までは15分がかかる。


京畿道(楊平郡)

京畿道楊平南漢江の川辺にある韓屋村黄土ペンションは、田舍の風景が美しい宿である。温かい印象の2階建ての韓屋と調和を成した広い芝生の庭は、子連れや団体旅行者に快適な環境を提供する。芝生の庭にはアイビーで覆われた亭と井、唐臼、板跳び、臼など、都心では見られない民俗品があり、子どもの自然学習の場として人気がある。韓屋の2階を横切る木橋がユニークで、ここで眺める野原の風景が美しい。客室はオンドルのファミリールーム、サランバン、洋室の貴賓、新婚、別館のスダバンと5室で構成されている。客室の内部は黄土と韓紙で作られ、韓屋の趣を満喫することができる。ファミリールームはファブリックソファ-や木製家具が配置された広い居間と食卓、キッチンツールのあるキッチンで構成され、団体旅行者に最適な部屋である。別館であるスダバンは、恋人、家族連れに適した客室で、居間にある黄土ファイアプレースが目を引く。ファイアプレースでジャガイモやサツマイモを焼いて食べながら特別な思い出を作ることもできる。薪はペンションで購入しなければならない。韓屋村黄土ペンションには黄土と炭を使ったチムジルバンもある。ペンションの宿泊客は無料で利用可能で、ゆっくり疲れを癒すことができる。事前予約をすると、屋外バーベキュー施設、キャンプファイヤー施設を有料で利用することができる。


京畿道(竜仁市)

歴史と文化が息づく希望にあふれた龍仁の中心部に位置する「カリフォルニアホテル」はビジネスホテルで、落ち着いた雰囲気のきれいな客室に各種付帯施設も充実している。朝食は無料。すぐそばにターミナルがあってアクセスも便利。また近くに映画館などあってショッピングも楽しめる。.周辺観光地としては韓国最大級のテーマパークである「エバーランド」や「カリビアンベイ」、そして「韓国民俗村」、「韓宅植物園」、「スキー場」などがある。


全羅北道(全州市 )

全州韓屋村公営駐車場近くの路地にある「ハヌル愛(ハヌルエ)」。母屋は1930年に造られたもので、2014年に補修を経て現在の姿になりました。客室ごとにオーナー自ら刺繍を施した寝具が用意されている他、刺繍体験プログラムを運営しており、1人4,000ウォン・最大5人まで参加可能となっています。また、希望すれば無料でユンノリ(すごろく)体験もできます。


全羅北道(全州市 )

伝統韓屋の美しさに現代的な快適さをプラスした空間です。昔の韓屋を補修したものではなく新築した建物のため、きれいで快適なのが長所です。こじんまりした砂利の庭に足を踏み入れると縁側や軒が目にとまり、部屋からは木の香りがほのかに漂ってきます。屋内には韓国産のヒノキと黄土が用いられています。特に、ヒノキ部屋は壁や天井まですべてヒノキで仕上げられ、まるで森の中にいるような気分になれます。もみじ部屋とイチョウ部屋は屋根裏付きで趣があります。 鄭家韓屋は麒麟大路を挟んで全州韓屋村の向かいにあります。道を渡ればすぐそこが韓屋村です。慶基殿、殿洞カトリック教会、全州郷校(儒教教育機関)など、全州韓屋村の主な見どころはすべて歩いて行け、陸橋を渡れば韓屋村全体が見下ろせる梧木台があります。カラフルな壁画と雰囲気のいいカフェで有名な滋満壁画村とは約300m離れています。滋満壁画村はインスタ映え写真が撮れる自撮りのメッカです。


慶尚北道(高霊郡 )

生秘院は、慶尚北道高霊郡伽倻山付近の海抜400mに位置した伝統的な韓屋ペンションである。甕置き台と野花が美しい前庭、秋になると軒下に干し柿がぶら下がる風景が故郷にいるような温かい印象を与える。象鼻里渓谷のきれいな水が流れており、ペンションの近くには貯水池を一周する散策路があり、きれいな自然を楽しむことができる。窓を開けると四季がそのまま感じられる山の風景が広がり、庭にある亭からは余裕が感じられる。ペンションで使う水はすべて地下150mの岩盤水であるため、非常においしい。 ツバキ、梅、モクレン、ボタン、黄土房など、7の客室は黄土と青松韓紙で作られ、韓屋固有の美しさが感じられる。子供の頃おばあちゃんの家で見ていた木の飾りや厚い綿布団が韓屋のこぢんまりとした雰囲気を演出する。7室の中で2室はオンドルの黄土房である。真冬に温かい部屋で伝統的な韓屋のオンドル体験ができる。全室でワイファイ(WiFi・無線ラン)を無料で利用でき、各部屋には現代式のトイレ、電気ケトル、炊飯器、簡単なキッチンツールがある。黄土房は客室内部で料理ができるが、他の客室は共同キッチンとバーベキュー施設を利用する。他に、セミナー室や体験教育場として使える団体専用一戸建てペンションもある。 4代にわたって継承されている味噌、醤油などは、生秘院の自慢である。事前予約すると鍮器に丁寧に盛られた朝食を味わうことができる。韓国産豆を使って伝統方式で作った味噌などの味が一品。味噌作り、伝統飴作り、豆腐作り、韓果作り、茶道など、体験プログラムも運営している。


全羅南道(宝城郡 )

春雲書屋(チュンウンソオク)は、宝城郡庁から近い宝城邑宝城里に位置する伝統韓屋です。150年以上の文化財を改造したため韓屋そのものもクラシックな感じで、それに広いスペースを樹木と花、石物のある庭園を歩くのも楽しいものです。客室は本棟・草堂棟・松谷室・石田室・暁峰室・雪船室の6室があります。本棟・草堂棟はそれぞれ一戸建てで、残りの4室は宝城の書道家および芸術家、作家の呼び名に因んで名付けられました。本棟は、外から見るには伝統韓屋ですが、内部は現代風に仕上げてきれいな部屋とキッチン、バスルームで構成されています。古家具、骨とう品、韓国画で飾られた室内は素敵です。草堂棟は、トイレを除く客室の内部をすべて木造に仕上げ、濃い木の香りがします。松谷・石田・暁峰・雪船室は、ワンルーム型の客室にきれいなトイレつきの使いやすさが特徴です。屋外には広い庭とあずま屋、バーベキュー場があります。 春雲書屋は宝城邑にあり、茶畑で有名な大韓茶園入り口まで車で約15分、韓国茶博物館は約15分、丘の下に茶畑が広がる風景が楽しめるポッチェサービスエリアまでは約17分、栗浦海辺までは約25分かかります。


慶尚北道(安東市 )

安東・河回村からは離れ、むしろ安東市内方面に近い豊山里素山村(素山マウル)には安東金氏の大宗宅(本家)養素堂(ヤンソダン)があります。 名称の養素堂の由来は、素朴さと純粋さを養い、家門の気質を純粋かつ確固として作り上げる、という一族の深い信念がこめられた名前です。村の中で最も傾斜がきつい上り坂を上がっていくと、家屋の基礎の基壇の石が高く積まれて築かれている木造の韓屋が見えてきます。 500年もの間、代々管理してきた宗家の韓屋の東側の中庭は樹齢200年のサルスベリや芝生があいまり、すばらしい風景を醸しだしています。中庭を中心に周囲を囲むように建っている韓屋は豪華で決して大きなものではなりませんが、必要とする空間は兼ね備えた韓屋です。 思いのほか素朴な造りの両班の家の大門は、右手に主人の居間があり客人をもてなす建物・舎廊(サラン)チェが、左手には大門チェという建物と繋がっている構造です。 門を開き中へ進むと、板の間がある母屋の建物が見てきます。瓦は八角屋根の形に積まれた母屋と舎廊チェ、大門チェの韓屋の軒の端がお互い上下に重なりあうほど近くに建てられています。 韓屋の裏門へ出ると切妻屋根の宗宅の祀堂があり、その横のやや低めの塀の向こうには村の風景が広がっています。


全羅北道(全州市 )

いい日・チョウンナル 慶基殿そばにある環境にやさしい伝統韓屋 全羅北道全州市(チョンジュシ)完山区(ワンサング)殿洞聖堂(チョンドンソンダン)キルにある「いい日(チョウンナル)」は1942年に建てられた韓屋で、現在のオーナーが2011年に買い上げ、補修工事を行い、宿泊施設としてオープンに漕ぎ着けました。 伝統韓屋の構造を最大限生かしつつ、お客様に快適にご宿泊いただけるよう最新の施設を兼ね備えた韓屋となっています。床や壁、天井には黄土を塗りこみ、天井は韓屋の趣が味わえるよう垂木が見えるようにしました。自然の建材のみを使用したため、一晩過ごして朝起きると、疲れが取れるという宿泊客の方もいらっしゃいます。 暖房も特に念を入れて補修工事を行い、真冬でも温かい韓屋の客室でお過ごし頂けます。 季節ごとに花が咲く庭園と庭園を臨む客室 いい日は朝鮮時代の開祖・太祖李成桂(イ・ソンゲ)の御真影を祀った慶基殿(キョンギジョン)の近くにあります。数百棟にも及ぶ韓屋が軒を連ねる全州韓屋村や梧木台、殿洞聖堂などを歩いて回るのに便利な場所にあります。全州で最も伝統のある在来市場・南部市場も近くにあり、全州のさまざまなグルメを楽しむことができます。 オーナーはここを訪れる人々がいつも「いい日」を過ごせるようにと願う気持ちを込めて、ゲストハウスの名称を「いい日・チョウンナル」と命名しました。 そんなオーナーの温かい心意気がこの韓屋の至るところに見受けられます。緑の芝生や色とりどりの花々が満開の美しい庭には季節ごとに様々な花々が咲き、四季を通じて美しく咲き誇ります。様々な野生の草花をはじめ、ゴヨウマツ、イチジク、ザクロ、ブドウ、ナツメなどの木々もあります。 庭に面した韓屋の縁側にもさまざまな盆栽が飾られています。この縁側は日差しがよく差し込み温かく、庭の花々の香りも漂い、宿泊客が一番大好きになる場所となっています。雨が降る日には軒下に滴り落ちる清らかな雨音を聞くのも乙なものです。 お客様が宿泊できる部屋はすべてで7室あります。四季を通じて季節を感じることができる庭がある韓屋ということで、部屋の名前も「春のワルツ」「夏のティファニー」「秋のザクロ」「冬の祭り」と命名しました。 すべての客室の天井には垂木が露出している構造となっており、各部屋ごとにトイレ、テレビ、冷蔵庫、エアコンが完備しています。特にトイレにシャワーブース、シャワートイレも設置しており、ご利用のお客様からご好評を頂いております いいところで作るいい思い出 いい日には若者からご高齢の方々まで様々なお客様がご利用になりますが、いずれの方からも同様に大変綺麗でぐっすり休めたとお褒めの言葉を頂いております。それというのもオーナー自ら毎日屋上で布団を乾し、室内を綺麗に清掃し、庭の手入れをするなど誠心誠意努力をしている賜物です。観光スポットにも近く、美しくきれいな「いい日韓屋ゲストハウス」にお泊り頂き、いい日の思い出をご満喫ください。