束草癒しの旅＆グルメの旅

海が見たい時、一番に思い浮かぶ夏のバカンススポットと言えば、束草（ソクチョ）。ここは一年中、東海の青い波がしぶきを上げ、砂浜は黄金色に輝いています。そんな束草の中でもグルメや人情の厚さで人気の観光スポットといえば「束草観光水産市場」。東海で獲れた新鮮な海産物が並ぶ、束草ならではの名所です。ここではオジンオスンデ（イカのスンデ）やメミルジョン（そば粉チヂミ）、シアッホットク（種入りホットク）など、韓国独特の味が思う存分堪能できます。さらに、温泉にどっぷり浸かれる憩いのスポット「雪岳ウォーターピア」や童話の国を思わせる「テディベアファーム」など、見どころいっぱいの束草の旅をご紹介します。 束草観光水産市場グルメツアー       束草の伝統市場は、「見る」、「食べる」、「買う」の3テーマが揃う場所。1953年に建てられた束草観光水産市場は、昨年、韓国観光公社の「外国人にお勧めの伝統市場16選」に選ばれています。東海で獲れた新鮮な旬の魚をはじめ、干物や野菜類まで、まさに無いものなし。商人とお客さんが値段交渉をする風景などが見られ、束草の人情を感じることもできます。郷土料理や名物を味わえるのもこの市場ならではの魅力です。     束草観光水産市場の楽しみ方をご紹介しましょう。まず1つ目は「食べ歩き」です。市場で観光客に一番人気なのが甘くておいしい「ホットク」。もち米や小麦で作った生地に砂糖を入れ、油で揚げたり、多めの油で焼いたりした食べものです。ここの名物はシアッホットクとオバンホットクで、シアッホットクは普通のホットクにナッツ類を挟んだもの、オバンホットクは少量の油で焼き上げたもので、それぞれ歯ごたえや味わいが普通のホットクとは異なります。他にも束草観光水産市場ではイカパンが有名です。名前の通り、イカの形をしたパンで、具は様々な種類があります。     2つ目の楽しみ方は「見物」です。お店の前にあるベンチに座り、行き交う人々を眺めながら、市場の活気と人情を感じ、束草の郷土料理を堪能するもの。束草の代表的な郷土料理である「オジンオスンデ」は、イカの中にいろんな野菜を詰め込んで蒸した料理です。イカの香ばしさとジューシーな野菜の味が絶妙なハーモニーを奏でる束草の名物です。また、そば粉の生地にキムチやワケギを入れたメミルチョントクも韓国の素朴な庶民の味が味わえます。辛くて刺激的な味のキムチがあっさりした味の蕎麦生地にやわらかくマッチし、いくつ食べても飽きない味は絶品です。       3つ目の楽しみ方は「買い物」です。家族や友達へのお土産で一番の人気は、何と言っても鶏肉通りのタッカンジョン。これは、食べやすい大きさの鶏肉を油で揚げ、甘辛ソースを絡めたもので、フライドチキンのように、外はカリッと、中はやわらかいのが特徴です。週末になると、タッカンジョンのお店の前は行列ができるほどで、市場のあちこちでタッカンジョンの袋を持った観光客が見かけられるようになります。 また、魚や野菜を薄くスライスしたものに、小麦粉を絡め、油で焼き上げたチヂミやエビやイカなどの天ぷらなども人気です。 住所：江原道 束草市 中央路147番キル 16 アクセス：束草市外バスターミナルから公共交通機関を利用（所要時間13分～18分） ホームページ： http://sokchomarket.com（韓国語）     アバイ村＆ケッペ     アバイ村は1950年に勃発した韓国戦争当時、咸鏡道（ハムギョンド／北韓にある地名）から避難してきた人たちが一時的な避難先として住み始めた場所です。戦争が終わった後も故郷に帰れなかった人たちが北韓に近いこの場所に集まって暮らすようになり、形成されたといいます。「アバイ」という名前は、「お爺さん」を意味する咸鏡道の方言で、テレビドラマ「秋の童話」のロケ地として一躍有名になりました。ドラマの主人公「ウンソ」の家や主人公たちが歩いた海岸があり、若者のデートスポットしても脚光を浴びています。 アバイ村は束草観光水産市場と水路を挟んで向かい合わせにあり、幅50ｍほどの水路は、ケッペ（渡し舟）に乗って渡ることができます。ケッペは、水路の両端にある船着場に設置された針金のロープを人が引っ張って動くもの。乗客なら誰でも取っ手を使って船を動かしてみることができます。 住所：江原道 束草市 青湖路 122 アクセス：束草観光水産市場から中央洞ケッペ船着場まで徒歩で移動後、ケッペ乗船 利用料金（ケッペ）：片道200ウォン、往復400ウォン ホームページ：http://www.abai.co.kr/（韓国語）   雪岳（ソラク）ウォーターピア     雪岳ウォーターピアは屋内外に各種温泉プール施設を完備した温泉リゾートです。スライダーや流れるプールなどがあり、家族連れから友達同士まで楽しいひと時が満喫できます。旅行で疲れた体をリフレッシュさせたい時は、人工岩で囲まれた岩風呂や温泉が滝のように流れる滝風呂、ロマンチックなハート風呂などの露天風呂がおすすめです。強い日差しが苦手な人は、屋内の温泉風呂を利用しましょう。お風呂から湧き出る泡がお肌を刺激する泡風呂をはじめ、各種の風呂が屋内に完備されています。人工波のプールでは、浮き輪を使って泳いでみるのもいいでしょう。雪岳ウォーターピアの水は49度のナトリウム温泉が使われています。 住所：江原道 束草市 弥矢嶺路 2983番キル 88号 アクセス：束草観光水産市場から公共交通機関を利用（所要時間約32分～36分） 利用時間（券売所基準）：6:00～20:00  ※上記の時間はオンシーズン（2016年4月30日（土）～2016年7月8日（金））基準で、今後変更されることがあります。 利用料金：大人30,000ウォン～60,000ウォン ※上記の料金はオンシーズン（2016年4月30日（土）～2016年7月8日（金））基準で、期間や時間により料金は変わります。 ホームページ：http://www.hanwharesort.co.kr/irsweb/resort3/jpn/tpark/tp_intro.asp?tp_cd=0100（日本語）   テディベアファーム（Teddy Bear Farm）     テディベアファームはキュートなテディベア人形をモチーフにした童話の国。大人の背丈ほどのものや手のひらサイズの小さなものまで、大小様々な大きさのテディベアが展示されています。テディベアは白雪姫の姿をしたものや、世界各国の民族衣装を着たものなど、容姿はさまざまです。また、アバイ村にあるケッペに乗ったテディベアや雪岳山蔚山岩に登るテディベア、海岸で砂サウナを楽しむテディベアなど、束草ならではの面白い演出も。園内の随所で心をほっと和ませてくれる可愛らしい表情のテディベアを見ることができ、家族連れに人気です。 住所：江原道 束草市 鶴沙坪 2キル 15 アクセス：束草観光水産市場から公共交通機関を利用（所要時間約40分） 利用時間：9:30～18:00 利用料金：大人5,000ウォン ホームページ：www.teddyfarm.net（韓・英）   雪岳山国立公園       束草には韓国でもっとも美しいとされる雪岳山があります。雪岳山の美しい岩峰を見るためには、山に登らなければなりませんが、登山装備のない観光客には至難の業。そこで、旅行客が雪岳山に手軽に登れるようにと設置されたのが、ケーブルカーです。雪岳山の入口にある小公園から権金城の麓までケーブルカーで登り、さらに徒歩で約300mほど登ると、権金城に到着します。ここから、巨大な岩峰である蔚山岩の景色や雪岳山の稜線を一望することができます。小公園から神興寺までの林道を歩きながら散歩を楽しんでみるのもいいでしょう。     住所：江原道 束草市 雪岳山路一帯 アクセス：束草市外バスターミナルから公共交通機関を利用（所要時間約1時間） 利用時間（雪岳ケーブルカー）：9:00～18:00 ※悪天候の場合は時間変更または中断となることがあります。 利用料金：雪岳山文化財は大人3,500ウォン、雪岳ケーブルカーは大人往復10,000ウォン （雪岳ケーブルカーを利用する場合は雪岳山文化財観覧料も別途必要） ホームページ：雪岳山国立公園 http://japanese.knps.or.kr/Knp/Seoraksan/Introduce.aspx?MenuNum=1&Submenu=02（日本語） 雪岳ケーブルカー http://www.sorakcablecar.co.kr/（韓・英） More Info アクセス：ソウル⇒束草 ソウル高速バスターミナル出発⇒束草高速バスターミナル到着（始発 6:00/最終 23:30、所要時間約2時間30分） 東ソウル総合バスターミナル出発⇒束草市外バスターミナル到着（始発 6:05/最終 23:00、所要時間約2時間） ＜高速バス予約サイト＞ ソウル高速バスターミナル：http://www.kobus.co.kr/web/main/index.jsp (韓・英） 東ソウル総合バスターミナル：www.ti21.co.kr（韓国語） 束草観光お勧め観光地：国立山岳博物館、尺山温泉、雪岳自生植物園、大浦港 束草観光情報ホームページ：http://www.sokchotour.com/nation/index.asp?nara=na_jap （日本語） 韓国観光案内電話：+82-2-1330（日本語） *source : KTO(Korea Tourism Organization) www.visitkorea.or.kr 韓国旅行情報のすべて : トリップポーズ   http://www.trippose.com South Korea travel tips and articles : TRIP-PROPOSE      http://en.trippose.com 韩国旅游提示和文章 : TRIP-PROPOSE       http://cn.trippose.com 韓國旅遊提示和文章 : TRIP-PROPOSE       http://tw.trippose.com  /  http://hk.trippose.com