ソウル(龍山区) , 梨泰院・龍山

国立中央博物館の中にある子ども博物館は、体験と遊びを通して子どもたちが目で見て手で触りながら体で感じることのできる体験式の博物館です。常設展示館に展示されている遺物と同じ形や大きさに複製された展示品を子どもたちが直接手にとって楽しむことができ、韓国の文化遺産について興味や好奇心をもち、より自発的に観察し体験しながら学ぶことができます。また、さまざまな体験式の展示品や教育プログラムを通して子どもたちは昔の人の生き方や知恵を学び身につけることができます。


ソウル(西大門区) , 新村・梨大

梨花女子大学博物館は1935年の日帝強占期に、韓国の文化遺産を保存しようと教授と学生たちが集めた民俗品、木工品、陶磁器などを本館1階に陳列・展示したものが創設のきっかけです。博物館では学生や一般人のために所蔵品特別展を1972年から毎年開催しており、1996年からは梨花女子大学博物館の名品を分野別に再評価する特別展や小規模特別テーマ展なども開催し、文化、芸術の社会教育使命を果たしています。特に陶磁研究専門機関として窯跡の発掘や調査研究に注力しています。遺物の保存管理、学問的調査研究のために全国各地の遺跡の発掘調査など現地調査も並行しており、図録の発刊や調査報告書の発刊、文化財に対する学界および一般人の関心と理解を高めています。


ソウル(中区) , 南大門・ソウル駅

1970年に竣工し、ソウル駅の東部と西部をつないでいたソウル駅高架道路は、老朽化により撤去の危機にありました。しかし、そんな高架道路を地域の新たな活力とすべく、高架道路を再活用する「Seoullo7017(ソウル路7017/ソウルロ7017)」プロジェクトが推進され、孤立したソウル駅一帯を連結した高架歩道橋として2017年にリニューアルされました。 「Seoullo7017」 という名称には、1970年に建設され、2017年に生まれ変わる高架、新しく繋がる17の連結路、高さ17メートルの高架という意味があり、断絶されていた周辺地域との架け橋となり、都市再生の第一歩を踏み出す役割を果たしてほしいという期待が込められています。 「Seoullo7017」は、365日・24時間開放されているだけでなく、観光案内所、ツーリストラウンジ、アイビー劇場、木蓮ステージ、バラステージ、トランポリンなど、さまざまな体験のできる各種施設が設けられており、いつでも自由に歩きながら、ゆったりした楽しい時間を過ごせる空間となっています。また、歩行路内には645の円形花壇に228種・2万4千種の花や木が植えられており、美しい空中公園としてだけでなく、夜にはライトアップされた素敵な景色を楽しめるよう照明装置も配置されています。 その他、地域の名所や歴史などの専門教育を受けた文化観光解説ボランティアの説明を聞きながら徒歩で巡る観光ツアープログラム「ソウルウォーキングツアー」を予約すれば「Seoullo7017」とソウル駅一帯の歴史文化遺産や観光スポットをより深く探訪することができます。


ソウル(鍾路区) , 仁寺洞・鍾路

「ミュージアムキムチ間(ミュージアムキムチカン/MUSEUM KIMCHIKAN)」は、ユネスコ無形文化遺産に登録された「キムチ、キムジャン文化」を五感で体験できる貴重な博物館です。2015年3月には、アメリカのCNNが選定した世界11大食品博物館にも選ばれました。 キムチの歴史や種類など、キムチにまつわるさまざまな情報を知ることができるだけでなく、試食や体験プログラムを楽しむこともできます。体験プログラムはホームページより申し込みでき、展示観覧時には日本語、英語、中国語の音声ガイドが用意されている他、指定された時間にはガイドによる説明も受けられます。


ソウル(麻浦区) , 弘大

クラブで有名な弘大ストリートにあるライブクラブの一つです。ダンスよりも公演中心の専門クラブで、2003年2月にプロミュージシャンが集まって作られました。プロミュージシャンが主軸になっているだけに、ステージ、音響、照明施設の全てがハイレベルです。インディーズバンドの企画公演はもちろんプロからアマチュアの貸館公演にいたるまで、幅広く多彩な公演が催されるのが特徴です。座席とスタンディングを合わせて約150名が同時収容でき、一日3~4チームのインディーズバンドの公演が観覧できます。韓国のトレンディーなインディーズミュージックと弘大クラブ文化の一面を体験できる所です。


全羅南道(谷城郡 )

全羅南道谷城にある蟾津江汽車マウルは、1960年代に運行していた蒸気機関車を直に体験できる異色観光地です。運行時間は約1時間程度(約10キロ)で、乗車券はインターネットまたは現場で購入できます。また、このマウルでは自転車で鉄道の上をはしる一風代わった体験のできるレールバイクも観光客に大変人気があります。レールバイクに乗り、汽車マウルの風景を満喫することができます。* 運行区間 (往復運行)1) 蒸気機関車  蟾津江汽車マウル(旧 谷城駅)~柯亭駅(ペンション、レストラン入口)  運行本数:平日3本、土日・祝祭日 5本(ただし冬季は3本)2) レールバイク  鉄道公園内楕円形線路(9:00~18:00、冬季~17:00運行)


仁川(中区) , 仁川市街地

仁川の歴史と文化を満喫する:開港場のおすすめ観光スポット インチョン開港場の歴史と文化ストリート 仁川の開港場歴史文化のストリートは、開港以来130年以上の歴史をそのまま残している場所です。静かな通りには、まるで古い白黒写真のような雰囲気が漂う歴史的な空間が点在しています。時間の流れを感じながら、この歴史文化のストリートを一緒に歩いてみましょう。 仁川駅 仁川駅は韓国初の鉄道である京仁鉄道の終着駅で、歴史的な意味を持つ場所です。現在でも京仁線と水仁線の終点であり、仁川中区旅行の出発点となる場所です。多くの人々がこの場所を訪れ、その歴史的価値を体験しています。 開港場通り 1883年の仁川開港以来、開港場通りは126年の歴史と文化の足跡が残る場所です。この通りでは、旧日本領事館の建物である仁川広域市中区庁舎をはじめ、旧日本第一銀行仁川支店、旧日本第十八銀行仁川支店、旧日本第五十八銀行仁川支店などの近代建築を見学できます。また、旧日本郵船株式会社の建物や仁川のアートプラットフォーム、済物浦倶楽部などの歴史の痕跡を自ら見て感じることができます。 ガイドツアー 開港場通りでは、仁川文化観光解説士によるガイドツアーが提供されており、事前予約をすれば専門ガイドによる詳しい解説を聞きながら観光を楽しむことができます。専門ガイドの深い解説を聞きながら歩く観光は、家族連れや団体旅行の方々に好評です。 仁川開港場の国際的な魅力 仁川の開港場は、外国の文化を最初に受け入れた港として知られています。そのため、過去の多くの国の文化が共存する国際都市として繁栄しました。開港場に足を踏み入れると、時間の境界が曖昧になるような感じがします。旧韓末から日本植民地時代までの歴史がそのまま感じられ、街全体に深い歴史が込められた文化空間となっています。近代史と現代史の痛みが漂っていますが、現在は博物館や展示館など、様々な形で観光客の必須コースになっています。 近代開港場解説コース案内 *1時間コース: 仁川駅(ワールドコミュニティセンター)→チャイナタウン→ジャージャー麺博物館→海岸聖堂前→大佛ホテル展示館→仁川開港博物館→仁川開港場近代建築展示館→アートプラットホーム *2時間コース: 韓中文化館→華僑歴史館→大佛ホテル展示館→仁川開港博物館→仁川開港場近代建築展示館→中区庁→清日租界地境界階段→三国志壁画通り→ジャージャー麺博物館→仁川駅 *3時間コース: 韓中文化館→華僑歴史館→清日租界地境界階段→大佛ホテル展示館→仁川開港博物館→仁川開港場近代建築展示館→中区庁→仁川広域市歴史資料館→済物浦倶楽部→自由公園→マッカーサー将軍の銅像→三国志壁画通り→ジャージャー麺博物館→チャイナタウン(義善堂)→童話村 訪れるべき場所 仁川の開港場は、韓国の歴史と文化を感じることができる貴重な観光地です。歴史好きな方や建築ファン、独特な旅行体験を求める方にとって、この地域は必ず訪れるべき場所です。仁川の開港場に足を運び、その歴史的な魅力を存分に味わってください。


ソウル(中区) , 明洞

ソウルグローバル文化体験センターは、ソウルを訪れる外国人やソウル市民がグローバルな文化を体験し相互交流できるようにと設立された文化センターです。韓国の伝統衣装である韓服(ハンボク)の試着体験などが行われており、英語、中国語、日本語で対応できるスタッフが常駐しています。


ソウル(鍾路区) , 仁寺洞・鍾路

DYNAMIC MAZE(ダイナミックメイズ)は、瞬発力と集中力を要するミッションを仲間とともに遂行しながら迷路を脱出する室内プレイ空間です。大きな迷路の中で壁を上ったり、張り巡らされたゴムバンドをくぐるなど、さまざまな障害物を乗り越え脱出しなければなりません。


ソウル(麻浦区) , ソウル西部

ソウルワールドカップ競技場は、韓国の伝統凧の形にデザインされた競技場です。上から見ればバンペ凧(穴のない四角形に尾をつけた凧)が空に舞っているように見えます。バンペ凧のデザインの由来は勝利に向かって凧を飛ばすという意味で、ワールドカップの試合の勝利と韓国の伝統文化を結び付けたものとなっています。競技場の南・北側のスタンド上部2ヶ所に幅25メートル、高さ9.2メートルの大型デジタルスクリーンが設置されており、プレーする選手たちの姿をよりリアルに見ることができます。また、シューティングボールの速度や競技場内の気象状態や温度、湿度、風向き、風速なども測定・表示されるため、グラウンド内の状態を知ることもできます。競技場の周辺には平和公園や、蘭芝漢江公園、ノウル公園などさまざまな公園が整備されており、市民たちの憩いの場となっています。ソウルワールドカップ競技場は、2002年のワールドカップ開催後、各種サッカー競技や文化行事などを積極的に誘致しています。また、各種産業・文化施設などを入店させ、国内外の観光客を楽しませており、名実ともにソウルの観光名所となっています。