ソウル(中区) , 乙支路・忠武路・南山

ソウル明洞にある<南山芸術センター>は、芸術を通じて文化が成長する所、新鮮な公演文化に出会える所、水準の高い公演芸術作品の創作と、ソウル市民の芸術教育体験が可能な複合文化空間です。古くなった南山ドラマセンターをリモデリングし、2009年6月に開館した南山芸術センターは、創造的な空間らしく、センターの周辺の景観や、建物のデザインから芸術的な雰囲気を感じ取ることができます。南山芸術センターは、専門公演場と芸術教育館があります。専門公演場である「ドラマセンター」は、国内・海外の優秀現代演劇を中心に運営され、未来志向的で新しい公演芸術空間です。480席の公演場は、公演芸術祭り「フェスティバル場」をはじめとする多様な現代演劇公演、学術イベント、オーディションなどの舞台が続きます。そして「芸術教育館」は、文化芸術を楽しく学び、成長する美的体験教育を通して、市民に人生のまた一味違う楽しみを提供し、文化・芸術家からとても愛されています。


ソウル(鍾路区)

ソウル歴史博物館(ヨクサ・パンムルグァン)ソウルは、ソウルの歴史や伝統文化を紹介する歴史博物館。先史時代から現代に至るまでのソウルの歴史や市民から寄贈されたさまざまな朝鮮時代の文化財が展示されており、ソウルの文化を体験しながらこの街についての理解と知識を高めることができます。 17年前に設立され2002年5月にリニューアルオープンし、更に充実した展示内容と施設になり、常設展示室や企画展示室、寄贈遺物展示室などで、朝鮮時代の首都だったソウルの姿や現在のソウルの人々の生活・文化などを見ることができます。 他にも荷物を預けるクロークや託児所なども整えられ、訪れる人がゆっくりと観賞できる配慮も嬉しいところ。ソウル関連のグッズを開発・販売するミュージアムショップや落ち着いた雰囲気のカフェもありゆっくりと時間を取って訪れたいところです。


大邱広域市(中区)

大邱広域市中区布政洞に位置する大邱近代歴史館は2011年1月24日に開館しました。この歴史館の西洋風の建物は1932年に設立された朝鮮殖産銀行大邱支店だったところで、日帝強占期、朝鮮に対する金融支配と朝鮮収奪の象徴となっていた建物です。現在は大邱市の有形文化財第49号に指定されています。歴史館では19世紀後半から~20世紀始めの大邱の生活、風習、文化などが模型や展示物、映像などで見ることができます。


仁川(江華郡) , 江華島

海上から外国の船などが侵入するのを防ぐために1656年に建てられた要塞で、1679年に建てられた草芝鎮、長者坪墩、蟾巖墩が草芝鎮の所属でした。 1763年に僉使が居たところで、軍官11人、私兵98人、墩軍183隻の船が配置されていました。丙寅洋擾、辛未洋擾、日本軍艦の雲楊号による侵攻など外部からの侵攻が幾度に渡り行われた激戦地であり、1871年4月23日にアメリカのロジャースによるアジア艦隊侵攻時には、450人のアメリカ陸戦隊が草芝鎮に上陸し徳津、広城鎮を攻略しました。1875年8月21日、草芝鎮の砲台では日本の雲楊号と激しい砲撃戦が行われたりもしました。1973年に草芝鎮の復元が行われましたが、現在も老松と城壁には砲弾の跡が残っており、草芝鎮内には朝鮮軍が使用していた大砲が展示されています。 * 面積 - 4.233平方メートル    


大邱広域市(中区)

大邱市民に身近な公園、大邱達城公園大邱のいくつかの公園の中で一番古く市民達に愛されている公園が達城公園です。達城公園内には地方文化財の資料第3号である観風楼があります。観風楼は慶尚監営の正門でした。大邱に監営が設置されて宣化堂の南側に布政門を立ててその下に門楼を作ったのが観風楼です。 大邱達城公園の見所達城公園は三韓時代の部族国家だった達句伐の城址土城でした。この場所は日清戦争(1894年∼1895年)の時に日本軍が駐屯していました。その後1905年に公園として作り変えられ、1965年2月に大邱市で新しい総合公園構成計画を立てて今日のような大公園になりました。芝生広場、総合文化館、動物園、その他に李相和も詩碑などの記念物もあります。


ソウル(鍾路区) , 仁寺洞・鍾路

仁寺洞広報館は仁寺洞の伝統文化を観光客たちに伝えようと2006年にオープンしました。高宗皇帝の息子である義親王の自宅である寺洞宮跡に建てられた韓屋です。ここでは仁寺洞と伝統文化を紹介し、通訳業務(日本語可能)、地図や観光案内パンフレットの配布、伝統衣装体験、無料インターネットサービスなどを行っています。


ソウル(鍾路区) , 三清洞・ソウル北部

「北村生活史博物館」ではソウル市の北村で収集された、昔の韓国の生活品が展示されています。2003年にオープンしたこの博物館は、何百・何十年前からずっと使われてきながらも、産業化によりその姿が見られなくなったものが置かれています。例えば、「ひき臼」(豆や緑豆をひく道具)や「ジャンドク」(醤油やコチュジャンなどを入れる甕)、「器」、「尿瓶」(部屋の中に置かれた、用を足すための器)などです。これら生活品は家に見立てた展示館の中に、楽しく並べられています。展示されているものは、すべて実際に手にとって触ったり、体験したりすることができます。三清洞から苑西洞までの地域を合わせた北村は、昔から韓国伝統家屋の保存地域でした。韓国伝統家屋の特徴である納屋や物置がある家の構造が、昔の生活品が今にまでたくさん残った理由と考えられます。現在、約20,000点の生活品が収集されており、博物館には約300~400点が展示されています。また、10~15人以上で観覧を申し込めば、おもちゃ作りやヨモギ餅作りなどの体験も楽しめます。北村生活史博物館の周辺には韓屋村、三清公園、ミミズク博物館、TOIKINO博物館、世界装身具博物館、古宮博物館、景福宮などの見どころいっぱいです。


ソウル(鍾路区) , 仁寺洞・鍾路

2000年5月26日に開館した仁寺美術空間(インサミスルコンガン)は、政府が経済的に困難な芸術家のために設立した展示場で、現在も展示場の維持費は全額国の補助で運営されており、国の芸術支援政策の成功例として挙げられている所です。ここでは主にチャレンジ精神あふれる作品の展示会を行っており、美術界の活性化を目的としています。キューレーターが随時スタジオや芸術学校を訪れ、美術界の現況を把握しながら、さまざまな企画招待展を公募、新人作家の発掘などの努力に勤めています。公募で選ばれた作家の作品は、2週間無料で展示され、才能があっても経済的に余裕がない作家のために機会提供しています。そのためここに展示される作品は、その作品性だけを徹底して厳選しているので、鑑賞する価値がある作品ばかり。1年に2-3回の企画展や国際展を行っており、シンポジウムやセミナー、「作家との会話」などのイベントも開催しています。現在、主任キューレーター1名とアシスタントキューレーター2名がおり、他の展示館に比べ遅く(午後7-8時)まで開館しているので、時間に余裕を持って鑑賞することができます。


ソウル(麻浦区)

ローリングホール(ROLLING HALL)は、10年間の弘大でのライブクラブの運営を通して培ったノウハウを活かし、大変化をし続ける現在の文化市場において先を行く公演文化を作り続け、大衆とアーティストの距離を縮めるために設立されました。ローリングホールでは国内外の有名なミュージシャンからアンダーグランドのミュージシャン、インディーズバンドに至るまで、ポップミュージックからヒップホップ、ジャズ、バラード、ロックに至るまで多様な公演が繰り広げられるオープンな空間です。舞台と客席がひとつになり一緒に楽しめ、ミュージシャンと観客が疎通できる自由な空間です。弘大のライブクラブの自由な雰囲気をより一層アップグレードした施設内で楽しむことができ、大規模な公演会場では感じることのできない身近で気楽な雰囲気の公演を楽しむことができます。最新設備により快適なライブ環境が作られており、優れた音響システムと華麗な照明システムを導入し良質の公演を提供しています。サウンド、照明、舞台施設は多様な複合文化空間として活用できるよう企画、施工されました。


ソウル(鍾路区) , 仁寺洞・鍾路

 国立ソウル科学館は1945年、日本からの国権の回復とともに開館し、大人はもちろん多くの青少年の科学に対する好奇心と希望を育てるのに一躍を担ってきました。1950年の韓国戦争中に全焼した後、1972年に現在の位置に再び建てられました。その後1990年に国立中央科学館が大田に新しく建てられ移転するにあたって、もともとあった国立科学館はその機能を改編、「国立ソウル科学館」に名前を改め現在まで運営されています。 敷地3,400坪、建物5,000坪(展示面積3,000坪)に設置された各種展示館を運営し、体験を通して科学の原理を習得する機会を提供しています。また、さまざまな科学教室を運営することにより青少年たちの創意力を養う努力を続けています。