江原道(楊口郡)

南北韓(韓国と北朝鮮)生態系復元センターとして、敷地総面積18万9141平方メートル、総額31億ウォンを投入し2004年6月にオープンしました。 韓国の特産種であり環境部保護種の金剛提灯花(ハナブサヤ・アジアティナ・ナカイ)、タツタソウをはじめとし、約400種類の珍しい植物が見られます。園内は、植物園地区、天然林地区、施設集中地区、渓流地区、湿地地区など、それぞれ特色をもった6つの地区にわかれています。植物園地区では非武装地帯(DMZ)と楊口一帯に自生する高山植物および北方植物など珍しい植物を見ることができます。その他、散策路、薬用植物展示場、養苗場、展示温室などもあります。


慶尚北道(盈徳郡 )


江原道(寧越郡)

東江は南漢江の水系で、旌善邑佳水里から寧越に至るまでの57kmの区間です。東江の中でも最も美しく神秘的な魚羅淵は、奇岩怪石に合う、鬱蒼とした松林が天恵の絶景を作り出し、2004年12月7日に国家指定文化財の名勝第14号に指定されました。魚羅淵は、自然環境保全地域で、車両の出入りが禁止されているため、トレッキングまたはラフティングをして楽しむのがお勧めです。


全羅南道(莞島郡 )

「新興海水浴場(シヌンリヘスヨクチャン)」は水深差が緩やかで、引き潮時には柔らかく美しい砂浜が2キロメートルほど現われます。砂浜が現れる前までは干潟が形成されており、シジミ狩りなどができます。また、オートキャンプが可能で、家族連れの避暑地としても最適です。老松の防風林が木陰をつくり、やさしく潮風が吹き、キャンプしやすいところです。


慶尚北道(尚州市 )


慶尚南道(居昌郡 )

1975年に国立公園に指定された徳裕山国立公園(トギュサン・クンニプコンウォン: 1,614メートル)は全羅北道、慶尚南道の2道4郡に渡る広大な公園。1,614メートルの北徳裕山のヒャンジョク峰から1,507メートルの南徳裕山に至る稜線はその長さが17.5キロに達し、高度もまた1,200メートル以上ある他、海抜1,330メートル以上の峰が5つ、大きな渓谷も8つあり、巨大な規模となっています。徳裕山のすばらしい自然景観や寺院や文化財、スキー場などもある他、韓国の10大観光エリアの一つとされる茂朱(ムジュ)九千洞(クチョンドン)は羅済通門から白蓮寺に至る25キロの渓谷一帯を指し、特に九天洞33景が有名。また海抜900メートルの高地に位置する白蓮寺は九天洞渓谷のただ一つの寺刹で、高麗時代に製作されたという三尊石仏が有名で、壬辰倭乱(文禄の役1592-1598)を前後して歴代の高僧たちを数多く輩出した寺としても知られています。四季折々の美しさを誇る徳裕山には約600種の動物と約250種の植物群が分布しており、珍しい朱木(アララギ)の木が群れをなす独特の景色を楽しむこともできます。


慶尚北道(高霊郡 )


忠清北道(丹陽郡 )

仙岩渓谷(ソナム・ケゴク)にはチョンジョン渓谷で有名な丹陽八景の中で、上仙岩、中仙岩、下仙岩があります。仙岩渓谷は月岳山から流れる渓谷で、渓谷の規模が大きく珍しい形の岩が多くあり、昔から景観がきれいな渓谷として有名なところです。その中でも下仙岩一帯は、仙岩渓谷の中でも景色が一番きれいで、大きさが3kmにもなる丸い3層の白い岩があり、また周辺の山並みと調和して春にはツツジが、秋には紅葉が美しいことでも有名です。下仙岩の上にはキャンプ場があり、水遊びを楽しみながらキャンプをすることができます。中仙岩は水の流れが急でなく、木陰もあるので水遊びを楽しむには最適。中仙岩から橋の上流の方に行けば上仙岩がありますが、上仙岩の付近にはいろいろな形の岩が多くあります。また上仙岩から上流の方にある特選岩にはキャンプ場があり、キャンプをする人たちが一番多いところとなっています。