忠清北道(清州市 )

上党山城は清州市内と近く清州市民の憩いの場となっています。上党山城という名称は三国時代、百済の上党県から由来したようです。周囲の長さが4kmを越える巨大な石垣の城です。統一新羅初期に新羅の西原小京が清州地域に設置されましたが、三国史記に金庾信の三男である元貞公が西原述城を積んだという記録があり、このとき積まれたものではないかとも推測されます。これを壬辰倭乱の宣祖29年(1956)に大々的に修築した後、1716年に石城に改築したものです。 長さ4.2km、高さ3~4mで、城壁は大きさが一定でない石材で垂直に近い壁面を構築しており、その中は土砂を積み上げた内托工法でできています。東、西、南の3つの門はほぼ原形のまま残っており、すべてに門楼があります。また、山城の正門である控南門はアーチ型の形を、東門と西門は四角形の形をしています。1970年に史跡 第212号に指定され、山城内には韓屋村(ハノクマウル)もあります。


慶尚南道(金海市 )

大成洞遺跡を集めた博物館、大成洞古墳博物館 大成洞古墳群での4度にわたる発掘調査で出土された資料を通して今まで知られていなかった金官伽倻の実態だけでなく、この場所が金官伽倻の中心地であったことが確認できる博物館です。博物館は1階の展示室と地下1階の付属施設があり、1階の3つの展示室では導入、概観、古墳、交流、文化の5つをテーマとして展示しています。 主な展示内容は礼安里古墳群で出土された人骨を土台とし復元した1:1の大きさの騎馬と武士像、古代の葬儀時の様子をもとにして1:1に復元した墓や遺物の模型があります。また、映像とジオラマの展示技法を主に利用しているところが大成洞古墳博物館の特徴です。   憩いの場としての博物館 博物館には遺跡公園があります。きれいに整備された遺跡公園は市民たちの憩いの場であり生活に潤いを与えてくれる金海を象徴する素晴らしい観光資源です。このような博物館の展示と遺跡公園を通して、過去に鉄の生産と海洋活動で東北アジアの政治、経済の中心であった金官伽倻の精神と魂が子孫たちに継承されることが期待されています。


京畿道(抱川市 ) , 抱川

抱川アートバレーは、放置されていた廃採石場を、抱川市が韓国で初めて文化と芸術の力で環境を復元させ、複合文化芸術空間として2009年に新たにオープンさせたところです。オープン以降、たくさんの人が訪れ、企画展示、週末の公演、企画公演など、様々なプログラムで観覧客を迎え入れています。また、抱川アートバレーの天文科学館では、宇宙科学体験の名所として2014年8月1日に正式にオープンし、遊びと体験ができる宇宙天体科学展示館や最先端4D映像館、星座体験ができる天体観測室などが備えられています。


ソウル(鍾路区)

弘化門は昌慶宮の正門に正面3間、側面2間の重層寄棟屋根で多包式で作られています。石造の基壇の上に、原型の礎石を置いており、門楼下層は両開きの板門が設置され、出入りできるようにし、上層は板床の楼が設置されています。大韓民国の宝物第384号に指定されています。当初1484年に建てられましたが文禄・慶長の役の際に焼失し、1616年に再建されました。


江原道(江陵市) , 江陵

砂時計公園は正東津の東海と山に挟まれるような場所に位置し、公園の真ん中には公園のシンボルである巨大な砂時計があります。また砂時計公園は目の前の正東津海水浴場につながっています。 正東津砂時計公園は1999年江陵市とサムスン電子が新しい千年を記念するために総事業費12億8千万ウォンをかけて造られました。砂時計公園中の砂時計は直径8.06メートル、幅3.20メートル、重さ40トン、砂の重さ8トンで世界最大の砂時計であり、時計中にある砂が全部下に落ちるのにちょうど1年かかります。 都市が明けた1月1日00:00に時計の上下を変えまた新しい1年を数え始めます。 この巨大砂時計が腰がくびれた形の一般的な砂時計ではなく丸い形であるのは、時間の無限性と東海から浮び上がる太陽を象徴し、時計の下に敷かれた汽車のレールは永遠の時間の流れを意味しています。


全羅南道(麗水市 )

麗水海上ケーブルカーは、海の上を通過し、 突山(島)と紫山(陸地)を結ぶケーブルカーです。クリスタルキャビンと一般のキャンビンがあり、クリスタルキャビンは、床が透明で足元にも麗水の海が広がります。


江原道(三陟市)

三陟(サムチョク)市内から1.4㎞程離れた所にあり、長さ1.2㎞・幅100mの白い砂浜を持つ海水浴場(ヘスヨクチャン)です。うっそうと生い茂った松林や綺麗な砂浜はもちろん、水深が浅く、誰でも泳ぎを楽しむことができるため、毎年約50万人もの人々が集まる避暑地となっています。又、その美しい自然環境から、ドラマや映画の撮影地として注目され、映画『四月の雪』を始め、『春の日は過ぎゆく』、ドラマ『太陽の南側』などの撮影地にもなりました。アクセス方法:三陟ターミナルから市内バスを利用。約15分所要。お問い合わせ) +82-33-1330(英・日・中)


江原道(平昌郡)

世界で最も美しく、楽しいをモットーにしたリゾート「アルペンシアリゾート」は、他のリゾートにはない、ユニークなプログラムが充実していることで知られています。人体の生体リズムに最も合った標高700m、大関嶺の自然豊かな高原にあるファミリーウォーターパークオーシャン700は、波打つ海岸をイメージして造られました。一年中くつろげるよう、屋内設備を中心に設計されており、一味違った休息や楽しみ方が味わえます。


江原道(華川郡)

プンオ島は、江原道華川郡華川邑下里にあり、春川ダムにより作られた小さな島です。環境に優しく、1年を通して楽しめるエコ体験休養地として造成され、釣りスポットとして、また休息空間として愛されています。また、サイクリングロードが整備されているため、サイクリングを楽しむこともできます。毎年1月中旬には、浪川氷祭りが、6月には碑木文化祭が、10月には龍華祝典などの祭りが開催され、 周辺には七星楼、華川郷校、弥勒岩、華川江などの観光スポットがあります。


江原道(東海市) , 三陟

湫岩海水浴場(チュアム・ヘスヨクチャン)は、東海市北坪洞の南部にある湫岩里マウルの前にある長さ150mの白い砂浜が美しい海岸です。大小様々な形の岩島と海岸の絶壁が景観を成しており、静かで水深も浅いため家族連れの避暑地としても最適です。また、景色が美しいことから海金剛(ヘクムガン)とも呼ばれています。特に、天を突き刺すようにそびえ立つ尖った燭台岩(チョッテバウィ)は湫岩海水浴場を象徴するもので、この後方には海岩亭という東屋があり、その後ろに屏風のように絶壁が広がっており、見逃せないスポットとなっています。*湫岩 燭台岩湫岩にある観光名所で、東海市と三陟市の境目となる海岸にまたがって位置しています。海にわざと刺したかのように鋭くそびえ立った燭台岩は見事な景勝地であり、ここから見る日の出は圧巻です。燭台岩を眺めるには、岩の前にある小さな丘に登り見下ろしてみるのも良いですが、白い砂浜の端から遠く燭台岩を眺めてみるのも良いでしょう。*北坪海岩亭海岩亭という小さな東屋では、四方の扉を開けておくと爽やかな風がさらさらと通っていき、特に後ろ側の扉を開け放つと、様々な形の絶壁がまるで屏風のように広がっているように見えます。