全羅北道(全州市 )

全州伝統文化(チョンジュ・チョントンムンファ)センターは多彩な伝統文化を見たり体験したりできる総合文化エリア。パンソリと言われる韓国の唱劇、民謡、伝統舞踊などの公演が行われる常設ステージ、全州を代表する味であるビビンバを食べることの出来るレストラン、伝統婚礼式を挙げることの出来る結婚式場などもあります。


江原道(春川市) , 春川

孔子川周辺に造成された公園に1997年から彫刻作品を設置し始めた春川彫刻公園(チュンチョン・チョガッコンウォン)は、現在29点の作品が展示されています。2001年には水時計を設置し、公園のそばの遊園地で芝生の広場や野外ステージ、噴水台などと共に楽しむことができます。湖ではボートなど水上レジャーも楽しむことができ、家族連れやカップルに人気があります。


ソウル(東大門区)

「伝統文化体験館」は、ソウル風物市場を訪れる観光客を対象に、韓国の伝統的な文化工芸品の手作り体験プログラムを提供している場所です。韓国独自の伝統文化を体験することで、韓国をより深く理解できます。家族連れの方にも好評です。


全羅北道(井邑市 )

內蔵山国立公園内にある金仙溪谷(クムソン・ケゴク)は、空が見えないほど森が深く、夏には暑さを凌ごうと多くの人が渓谷に訪れ、秋には紅葉を楽しもうと多くの観光客が訪れます。特に、紅葉の風景は絹に刺繍したかの如く美しく、金仙という名前で呼ばれたとされています。他の地域に比べ、紅葉期間が長く、色が濃いことでも有名です。 一柱門から內蔵寺の龍窟を通りすぎて金仙瀑布でユータンする登山コースが人気です。金仙溪谷を通りすぎるこの登山コースは2時間20分ほどかかります。


ソウル(龍山区) , 梨泰院・龍山

国立ハングル博物館は韓国の代表的な文化遺産であるハングルの歴史と価値をわかりやすく説明した展示や体験、また学問の機会を提供する博物館です。地下1階及び地上3階の建物には文化行事、展示、教育などが可能な野外芝生広場と憩いの場があります。1階にはハングルヌリ(図書館)があり、2階は常設ショールームとハングル文化商品ショップや喫茶店、3階は企画ショールーム、子供のためのハングル遊び場、外国人のためのハングル学習の場などで構成されています。


ソウル(冠岳区)

落星垈公園(ナクソンデコンウォン)は、高麗の名将である姜邯賛(948~1031)の誕生の地を聖域化した場所です。1973年にソウル市により遺跡地として整備され、現在に至ります。 落星垈三重石塔の一層目には「姜邯賛 落星垈」と刻まれており、高さ4.48mのこの石塔は姜邯賛塔、姜邯賛 落星垈塔とも呼ばれています。*安国寺安国寺は、高麗時代の木造建築様式の代表格である栄州の浮石寺の無量寿殿を模して建てられたもので、姜邯賛の遺影が祀られています。*落星垈遺址姜邯賛が生家跡で、本来の落星垈三重石塔があった場所にあたります。1973年に落星垈を整備する過程でこの石塔が安国寺の境内に移され、石塔があった位置には高さ2mの遺墟碑が建てられました。つまり、姜邯賛の誕生地を記念し聖域化したものが落星垈公園であり、姜邯賛が生まれた場所は遺墟碑のある位置となります。


ソウル(道峰区) , 三清洞・ソウル北部

道峰山(トボンサン)と水落山(スラクサン)の間に、アヤメをテーマとした特殊植物園「ソウル菖蒲園(チャンポウォン)」が登場しました。52,417㎡の敷地に造成されたこの植物園は、アヤメ園、薬用植物園、湿地園など、12のテーマに分けられています。アヤメ園には、キショウブ、ハナアヤメ、ネジアヤメ、ヒオウギなど、130種の様々なアヤメが約15,000㎡の敷地に約30万本植えられており、種類別にアヤメの美しさが観賞できるようになっています。主な植物樹木:ラクウショウ、ケヤキ、ストローブマツなど39種2,726株灌木:ネコヤナギ、ムレスズメ、マサキ、ニシキギなど18種57,035株草花:ツルヨシ、ヤブラン、シベリアノギク、オギなど43種319,292株アヤメ:ノハナショウブ、ネジアヤメ、ヒオウギなど130種218,453株


慶尚北道(聞慶市 )

聞慶(ムンギョン)陶磁器の価値が年々注目を浴びてきています。それは陶芸家個人の技能ももちろんですが、その技能の底辺に聞慶陶磁器の特徴と言える歴史と伝統があるからです。聞慶には重要無形文化財「沙器匠(サギジャン)」と技能人最高の栄誉である陶芸部分の名匠がいます。聞慶は朝鮮王朝初期に粉青沙器という器の陶窯地として有名な場所でした。聞慶陶磁器にはいまだ昔の陶工たちの魂がそのままこもっており、民族の純朴な心が深く染みついていて色彩や形が自然で美しいと言われています。


江原道(三陟市) , 三陟

新羅(BC 57∼AD 935)の将軍である異斯夫の開拓精神を称えてつくられた「異斯夫獅子公園(イサブサジャゴンウォン)」は、海沿いの丘の上にあるテーマ公園です。公園内には木製獅子全国工芸展の歴代受賞作品が野外展示されており、東海の美しい景観を観賞することができます。さらに、1年を通して楽しめるソリゲレンデでは、家族連れ、友達同士、カップルで童心に返って遊ぶことができます。(規模27,930㎡)


慶尚南道(金海市 )

 1998年7月に開館した国立金海博物館は古代国家の1つ「伽倻」の文化遺産を集大成した博物館です。伽倻の建国説話が生まれた金浦市亀旨峰の麓に位置する国立金海博物館は伽倻の文化財を集めて展示するとともに釜山と慶南地域の先史時代の文化と伽倻の成長の基盤になった弁韓(ピョナン:韓半島(朝鮮半島)の中部以南に分布した三韓の一つ)の文化遺産を展示しています。伽倻の歴史は、他の古代国家に比べると歴史の記録があまり残っていません。そのため、伽倻の実体を知るには、ほとんどが発掘作業などの考古学的方法により見つかった、古代人が残した遺跡や遺物から復元しなければなりません。このような点で、国立金海博物館は考古学を中心とする専門博物館としての特性を持っています。