全羅南道(順天市 )

順天(スンチョン)市 照礼洞 にある映画・ドラマのセット場「順天オープンセット場」は、韓国で最大の規模を誇っています。また、人気ドラマのロケ地であるこちらは観光名所の一つです。50から60世代の方は懐かしさを感じることが出来、青少年は60年から80年代の生活を体験することが出来るので家族連れの観光客がたくさん訪れます。中央劇場、 第一釀造場、消防署など 1950年代の順天の街を完璧に再現し、60から70年代のソウルや80年代のソウル郊外の町並みを見ることが出来ます。こちらにある食堂でジョンやドトリムクチムを味わったり、ドラマの主人公の家に行ってみたりと楽しさも豊富です。野外ロケ地である月燈果樹園の周辺は、春には梅の花や桃の花が美しいことで有名です。ソウル金浦空港や済州島の済州空港から麗州空港まで行き、空港バスに乗車して順天まで行くことが出来ます。


忠清北道(忠州市 )

水安堡温泉(スアンボ・オンチョン)は韓国初の天然温泉です。ここは約3万年前から温泉水が湧き出ていると言われており、地下250メートルから湧き出す水は、水温53度、酸度8.3度の弱アルカリ性で、水質もやわらか。またラジウムやカルシウム、ナトリウム、フッ素、マグネシウムなど健康によいとされる成分が含まれており、各種成人病や皮膚病にもよいとされています。


忠清北道(提川市 )

忠州湖を見下ろすことができる山の端に位置した清風文化財団地は、忠州ダム建設によって水の下に沈むことになったことを受け、1983年から約3年にかけて現在の位置に移転・復元されました。移転先には、寒壁楼、錦南楼、八詠楼、凝清閣、清風郷校、古家4棟など、国宝2点、地方有形文化財9点、非指定文化財42点と遺物約1,900点があり、また遺物展示館には、300点ほどの遺物を展示、先祖の息づかいを感じることができます。


忠清南道(公州市 )

鶏龍山国立公園(ケリョンサン・クンニプコンウォン)は、大田市、公州市、論山市にまたがっている忠清南道一の名山です。1968年に国立公園に指定された鶏龍山は、海抜845.1メートルで雄壮で山並みが美しい山です。鷄龍山という名は稜線が鶏のとさかを頭にかぶった龍の姿に似ているということから付けられた名前です。風水地理の面では地理的によいとされているところで、巫俗信仰の面では神秘的な伝説のある山です。鶏龍山は主峰の天皇峰(845.1 メートル)をはじめ、三仏峰、神仙峰、観音峰など14~15の峰々があります。奇岩怪石と西側の龍門滝、東の隠仙滝、南側の雌龍滝、雄龍滝を合わせ、名所の多い山として有名です。また春は東鶴寺の進入路の桜のトンネルが、夏は東鶴寺渓谷の新緑が美しいので多くの人が訪れます。秋は甲寺と龍門滝の周りの紅葉が調和をなし、冬は三仏峰と自然の雪景色が壮観です。鶏龍山には美しい滝や珍しい動植物など、太古の神秘の中に伝説と遺跡があふれています。東側の東鶴寺、北西側の甲寺、南西側の新元寺、南東側の龍華寺があります。渓谷ごとに池と滝が絶景を織り成しています。


ソウル(中区) , 東大門

伝統建築物と最先端の現代複合文化施設が融合した「東大門デザインプラザ(DDP)」。 公園内にはソウル城郭と二間水門(265m・8,030㎡)の他にも東大門歴史館(1,313㎡)、東大門遺構展示場(4,460㎡)、東大門運動場記念館(339㎡)、イベントホール(2,058㎡)、デザインギャラリー(400㎡)等があります。


江原道(江陵市)

十五夜(陰暦1月15日)の月見のスポットとして有名な鏡浦台(キョンポデ)は、江陵市の中心地から北に約6km離れたところに位置しており、韓国式の家屋でもっとも多く使用される屋根の形である八作屋根の大きな東屋です。この鏡浦台は、地方有形文化財第6号に指定されており、正面6間、側面5間、柱28本からできています。内部には、栗谷(1536~1584) の書いた「天の動きはゆっくりと遅く、より遠く、月はすごく澄んで明るく光をより増している」と言う内容の鏡浦台賦があり、これは栗谷が10歳の時に書いたと言われています。また、高麗時代の15代目の王である粛宗(1095~1105)直筆の詩や曹夏望(1682~1747)の上樑文など、偉人の記文や詩板などがあります。鏡浦台の周辺には金蘭亭、鏡湖亭、放海亭、海雲亭など12もの東屋が位置しており、現在はひっそりとして自然の美術館といった様子です。美術館に展示されている絵画を鑑賞するように、穏やかな心と目で自然を、そして自然の中の鏡浦台を鑑賞することができ、3~10月には最もきれいな景色を見ることができるでしょう。


忠清北道(忠州市 )

忠州湖(チュンジュホ)は渓谷を塞き止めて作られた湖で、韓国でもっとも大きな湖です。忠州ダムの渡船場から、快速観光船と大型遊覧船が運航されています。運航路は玉荀峰、亀潭峰、マンハクチョン峰、チョガバウィ、コレバウィ、ヒョンハク峰、オノボン、シンソン峰、カンソンデ、ボドゥル峰、オソン岩、ソルマ峰、ジェビ峰、ドゥム山などを回り、新丹陽・チャンフェ渡船場まで運航されています。また清風渡船場近くに行くと、東洋で二番目に高く吹き上げる噴水を船から観賞できます。周辺の「忠州湖リゾート」は国内一の湖畔観光地で、各種運動施設と娯楽施設を備えています。水上スポーツ施設が完備しており、全天候型の観光名所として脚光を浴びています。忠州湖周辺には月岳山国立公園、清風文化財団地、丹陽八景、古薮洞窟、水安堡温泉などの有名な観光地があり、多くの観光客が訪れています。


ソウル(江北区) , 大学路・城北洞

「北ソウル夢の森」は昔から「オドン近隣公園」と呼ばれていた所で、ソウル江北区樊洞に位置しています。昔のドリームランド(90万平方メートル)の敷地に、2009年10月から新しく改装した北ソウル夢の森は、ワールドカップ競技場(276万平方メートル)、オリンピック公園(145万平方メートル)、ソウルの森(120万平方メートル)に次いで4番目に大きな公園であり、江北地域に初めて作られた大型緑地公園です。主な公園施設は月影池、芝生広場、ウォルガン瀑布、エウォルジョン(亭)、七瀑池(七つの人工滝の下流)、イベント庭園、子供専用美術館、野生草花園、鹿の牧場、探訪路、森の休憩所、水の遊び場などで構成されています。特に伝統の建物である(昌寧尉宮斎舎、登録文化財第40号)を円形に復元し、周辺は池と共に亭子、滝など生態的な造形空間を造成し、伝統的な景観の趣を加えています。雪ぞり場として使われていた傾斜地は独特な外観の展望台、公演展示場、ブックカフェ、ギャラリーを備えた北ソウルアートセンターとレストラン、ジャンピング噴水、子供の遊び場などを備えた最先端文化空間として造成されました。ドラマ「アイリス」の撮影地でもある夢の森展望台では北側に北漢山、道峰山、水落山の絶景を観賞することができます。また、南側の南山タワーと漢江も見渡せます。アパートと道路に囲まれている公園の境界付近は、近隣地域の住民のために文化展示、休憩空間、森の中の体力鍛錬場、バドミントンコート、散歩道などを造成しました。


江原道(旌善郡)

旌善邑北室里と橘岩里の間にある展望台では韓半島の形をした島を180度回るように東江が流れている秘境を見ることができます。海抜583mの絶壁に長さ11mのU字型をしているスカイウォークは、足元が強化ガラスになっているので空の上を歩いているかのような気分を味わうことのできる展望台です。ここは韓半島の形をした島と東江の美しさを見ることができて観光客に人気の場所です。