大邱広域市(東区)

大邱方字鍮器博物館は全国で最初の方字鍮器をテーマにした専門の博物館です。1983年政府によって重要無形文化財第77号に指定された鍮器匠李鳳周先生が普段から収集および製作した方字鍮器の作品を無償で譲り受けて所蔵しています。 建物は地下1階から地上2階までで3つの展示室と資料検索室、文化サラン房(室)、映像教育室、野外公演場および企画展示室などで構成されています。常設展示室である鍮器文化室には韓国の歴史と一緒にその脈を辿って来た鍮器についての各種情報を得ることができ、寄贈室には重要無形文化財である李鳳周先生の鍮器の名作が展示されています。再現室には鍮器を製作した工房や取引をしていたお店をそのままの姿で再現してあります。


大邱広域市(達西区)

2000年9月29日に開館した大邱コーロン野外音楽堂は公演場としては国内最大の規模で頭流公園内に位置しており、立地がよいため市民達に親しまれている名所です。野外音楽堂は10,000坪あまりの広い芝生公園に27,000名を収容することができ、音楽会を始め演劇、ミュージカル、オペラなど様々なジャンルの舞台や公演も可能です。開放感のある野外で休憩しながら公演を鑑賞することができ、多くの人達に様々な文化的経験を提供する大邱コーロン野外音楽堂は地方文化の発展と成長に大きく貢献するものと期待され、市民に一歩近づいた開けた文化空間としての役割を果たしています。 


大邱広域市(中区)

大邱薬令市で3代、約90年にわたって韓薬一筋で祖父の時代から受け継いで使っている秤、鉢、医学書の模本、処方箋などを展示していて、訪問客に中央韓薬房(韓方薬局)で直接製造した健康に良い韓方薬のお茶をプレゼントしています。国内外の訪問客にとって、韓薬の歴史、家系の由来、韓方に対する精神などをのぞくことができる場所です。また、2代目院長に無料で健康相談を受けることができます。 * オープン日 2011年4月25日


大邱広域市(中区)

たくさんの見所がある休憩空間、慶尚監営公園慶尚監営公園は1601年、慶尚監営があった場所で大邱の都心中央に位置します。1910年から1965年まで慶尚北道の庁舎として使われていて、庁舎が別の場所に移転した後、大邱市で1970年に中央公園として最初に開場しました。その後1997年、都市の景観を害する塀を壊して公園全体を再建設すると同時に大邱の歴史と関連した文化遺産を教育の場として活用し、これを広く広めて保存するため慶尚監営公園と名称変更をして今日に至ります。慶尚監営公園は大邱の中心部に位置した都市の中の庭園で複雑な都市生活で溜まった疲労とストレスをすっきり解消できるように青々とした木々や美しい花畑、芝生広場がきれいに整備されています。暑さを忘れさせてくれる涼しい噴水、雰囲気の良い街灯と音楽そして穏やかな散歩道とベンチなどがある休憩場所として大邱を訪れる方々にお薦めの名所です。 慶尚監営公園内の見所慶尚道の観察使の執務室である宣化堂(有形文化財第1号)とその居所として使用した澄清閣(有形文化財第2号)、そして観察使の治績が残された善政碑(27基)など大邱の歴史と関連した文化遺産が存在します。宣化堂は現在残っている役所や官庁などの建物がそれほど残っていないことを考えると大きな価値を持っています。正面6間、側面4間の平屋八作蓋瓦家で柱心包様式と翼工式の折衷型(木造建築の様式)になっています。


大邱広域市(達城郡)

達城韓日友好館は金忠善将軍(日本名:沙也可 / 1571-1642)の博愛思想を称え、韓日両国の友好増進のために造られたもので、2012年5月3日にオープンしました。金忠善は壬辰倭乱(文禄・慶長の役)に参戦しましたが、朝鮮の文化に感動して自分の部下とともに朝鮮に帰化し、火縄銃の製作技術を伝えたり、慶州、蔚山の戦闘で大きな功を立てたりしました。 現在、達城韓日友好館には金忠善将軍の精神を称えて大勢の日本人が訪れています。展示館、3D映像館、茶道室、遺物展示、韓日両国伝統ノリ(遊び)、和歌山県資料室、伝統弓体験場など、様々な施設が無料で利用できます。


大邱広域市(東区)

慶尚道の中心部にある大邱国際空港(テググッチェゴンハン)は立地的、機能的に全国を簡単に連携することができる大邱、慶尚北道の唯一の国際交流の中心的機能を遂行しています。慶山、永川など大邱の近郊地域には30分以内に、慶州、安東、浦項など慶尚北道の観光名所には90分以内に行くことができ、領南地域の拠点空港として活躍しています。鶴が飛翔する姿と尹善道の五友歌(水、岩、松、大、月)を象徴する配置概念を導入して安らかで快適な環境に作られています。 参考ページ:大邱国際空港  


大邱広域市(東区)

大邱広域市東区道鶴洞の八公山にある桐華寺(トンファサ)は、境内に統一を祈願する統一薬師如来立像が建てられている、統一への願いが込められたお寺です。 また、磨崖仏座像や毘盧庵石造毘盧舍那仏像などの宝物や、大雄殿、極楽殿などの文化財が豊富です。 テンプルステイプログラムは、鉢盂供養や参禅、茶道体験、提灯作りなどが用意されており、参加費は1人あたり1泊2日で50,000ウォンです。


大邱広域市(東区)

自然染色博物館は韓国で始めて開館されました。天然の材料を利用して自然染色の遺物と道具、繊維関連の民俗資料の展示と自然染色芸術を創作した作品を見ることができ、様々な染色体験が可能です。1階のアウォンギャラリーは企画展示室で遺物再現品と自然染色の過程を紹介する企画展が開かれています。2階の遺物室は韓国の祖先達の息遣いを大切に保存してある各種繊維のアンティーク作品が展示されています。染色、刺繍、石鹸、組みひも、 針線などを利用した布や風呂敷、装身具、衣類、枕、布団など自然染色を中心とした遺物を見ることができます。博物館では訪問人数が10人以上になる場合、タオルやマフラー、Tシャツなどを染めることができる体験プログラムを運営しています。   


大邱広域市(中区)

大邱広域市中区布政洞に位置する大邱近代歴史館は2011年1月24日に開館しました。この歴史館の西洋風の建物は1932年に設立された朝鮮殖産銀行大邱支店だったところで、日帝強占期、朝鮮に対する金融支配と朝鮮収奪の象徴となっていた建物です。現在は大邱市の有形文化財第49号に指定されています。歴史館では19世紀後半から~20世紀始めの大邱の生活、風習、文化などが模型や展示物、映像などで見ることができます。


大邱広域市(寿城区)

大邱(テグ)ワールドカップ競技場(キョンギジャン)は、2002年のワールドカップが行われた場所。スタジアムを覆う屋根は韓国伝統の屋根に見られるなだらかなラインを再現し、遠くから見た際の美しい形が特徴です。 地上3階、地下3階規模のスタジアムには約6万5千席の観客席があり、万一の事故や災害の際には観客全てが7分以内に外に脱出できるという効率的な設計が為されています。 ワールドカップ競技が終わった後は広場、野外音楽ステージ、噴水など周辺の環境と共に市民の憩いの場となっています。