全羅北道(茂朱郡 )

ヤマブドウワイン洞窟は茂朱郡の代表的な特産品であるヤマブドウワインが楽しめる所です。 ヤマブドウワインの熟成・貯蔵、販売空間であるヤマブドウワイン洞窟には、ワインハウスとヤマブドウワインの秘密の門で構成されています。地上2階のワインハウスにはホタル農特産物販売所とワインカフェ兼伝統カフェ、そしてヤマブドウワイン秘密の門(270m)にはワインカフェやワイン試飲、貯蔵庫などがあります。特に、ヤマブドウワインの秘密の門では1年中13~17度の最適な温度が保たれており、おいしいワインが楽しめることで知られています。


全羅北道(群山市 )

2005年に国家登録文化財第183号に指定されました。広津家屋がある新興洞一帯は日帝強占期に群山市内の富裕層居住地域で反物家を経営していた広津が建てた住宅で(旧)湖南製粉の李龍九社長名義で今日まで韓国製粉の所有になっています。映画「将軍の息子」、「風のファイター」、「いかさま師」など数多くの韓国映画とドラマがこの住宅で撮影されました。建物の形態は近世の日本武家の高級住宅様式になっています。木造2階建ての住宅で、柱と建物の概観、内部、日本庭園など建築当時の姿を維持しており、建築史跡として大きな意義を持っています。


全羅北道(金堤市 )

碧骨堤農耕文化博物館は、機械化や産業化されていく現代化の中に消えていきつつある伝統農耕具を始めとして、生活のしるしを記録するために設立されました。ここでは碧骨堤を誕生させた農耕文化を一目で見ることができ、韓半島(朝鮮半島)最古の穀倉地帯である金堤地域の歴史と文化を見ることができます。1つの企画展示室と3つの常設展示室で構成されていて、農耕および民俗遺物が約1,000点を保有しています。第1展示室は、農耕の起源や歴史を展示しています。第2展示室は農耕の物的な土台から歳時風俗や日常の生活、そして素朴な民間信仰を知ることができ、第3展示室では碧骨堤発掘の現状と碧骨堤の伝説などを模型で構成してあり、古代に水を管理していた遺跡である碧骨堤についてより理解を深められるように構成されています。


全羅北道(長水郡 )

長安山郡立公園の面積は6,380㎢で高さ1,237mです。長安山一帯の渓谷と林の景観はとても美しく、1986年に長水郡郡立公園に指定されました。長安山は夏は避暑地として多くの人々が訪れ、秋には紅葉を楽しむことができる場所です。大小26の渓谷と7つの蓮池、14の奇岩怪岩、5つの薬水場などがあります。長安山の東側の稜線には広いススキ畑が広がっていて秋になる風になびくススキ畑を鑑賞することができます。


全羅北道(鎮安郡 )

雲日岩 半日岩渓谷は、雲長山の北東側にある明徳峰と明道峰の間を流れる渓谷です。長さは約5kmで、まっすぐ切り立った絶壁に空と岩、木、雲しか見えないということから雲日岩と名づけられました。また、渓谷が奥深いところに位置していることから半日しか太陽の光が当たらないということから半日岩とも呼ばれています。渓谷の両側は絶壁と青々と生い茂った木々で囲まれており、そこに奇岩怪石が並び立っており自然景観が実に秀麗です。真夏は多くの人々が避暑地としてこの渓谷を訪れ、秋は紅葉の名所としても有名です。


全羅北道(高敞郡 )

17万坪の広大な野原を麦畑ひとつに統一した珍しい大農園です。収穫するだけでも1週間かかるほどの国内最大規模の麦畑を目にすることができます。また、麦を収穫した後は1種類の大豆のみを植え、それを冬に収穫する光景も見ごたえがあります。1960年代初め頃にこのような大型農場を設け、農業と造林事業を継続して行なってきたハグォン観光農場は、麦畑以外にも約5,000坪に至る花卉用ガラス温室や苗木場、各種果樹園を有しています。 麦が熟す頃になると、麦畑を見物しに全国から画家や写真作家たちが訪れ、1994年にはついに農園内の1万坪あまりに至る果樹園を中心に観光農園が造成され、農園を訪れた人々がゆっくりと休んで行くことができるようになりました。 また、春には青麦畑祭り(4~5月頃)が、秋には蕎麦の花祭りが開催されます。