全羅北道(淳昌郡 )

剛泉山は1981年1月7日に全国で最初に郡立公園に指定されました。淳昌邑から10kmほどの距離にある高さ583.7mの剛泉山は、湖南の小金剛とも呼ばれるほど至る所に珍しい形の峰がそびえ立っており、大小の岩の間に滝ができており、渓谷と渓谷を覆うように青々とした森が広がっています。また、剛泉寺や剛泉山五重石塔、三印台などの文化遺跡も至るところに散在しています。 古寺の剛泉寺と三印台の間を通り、興化亭の横の道を歩いて行ったところに高さ50m、長さ75mの釣り橋が架かっているのが見えてきます。橋を渡り展望台に上がると秀麗な剛泉山の景色を一望することができます。流れる水の音や小鳥のさえずりを聞きながら3~4分ほど歩いて行き右に曲がると、8合目付近の高さ300mの地点に大きな貯水池があります。再び渓谷に沿って山を登っていくと400mの頂上に至ります。この渓谷に沿って植えられている紅葉の木は品種改良されたものではない天然の紅葉の木で葉が小さく色も美しく、また霜にも強く紅葉期間も長いため、冬に渓谷に沿って色づく紅葉はまさに壮観です。


全羅南道(麗水市 )

「孫良源牧師殉教記念館(ソンヤンウォンモクサスンギョギニョムグァン)」は1994年3月、孫良源牧師を称えるため全羅南道の麗水市栗村面に開館しました。 孫良源牧師はハンセン病患者のための療養所だった麗水愛養院に設置された愛養院教会で、救護活動と信仰活動をおこない、1940年神社参拝を拒否し麗水警察署に拘禁されました。その後朝鮮戦争時に北朝鮮軍によって銃殺され亡くなりました。 1階展示室には孫良源牧師の写真と遺品をはじめとするキリスト教関連の写真や書道作品があり、2階展示室には孫良源牧師の獄中書信と古書などが展示されています。


全羅北道(淳昌郡 )

全羅北道淳昌邑白山里にある伝統コチュジャン村の前にある淳昌醤類体験館は淳昌醤類の伝統の味と風味をそのまま伝えながら醤類産業の世界化を広める研究や普及、広報をしようと設立された体験館です。 淳昌醤類体験館では韓国の国家代表コチュジャンである淳昌伝統コチュジャンを実際に作って持ち帰ることができ、淳昌伝統コチュジャンを利用したおいしい料理を作って試食することができる開かれた体験空間を提供しています。 料理体験場、野外学習場など伝統醤類体験に必要な多様な施設が揃っていて国内だけではなく、外国人達にも醤類文化を体験してもらうことができる体験館です。


慶尚北道(尚州市 )

「尚州博物館(サンジュパンムルグァン)」は、新羅時代の9州、高麗時代の8牧のうちのひとつであり、朝鮮時代には慶尚監営が置かれていた地域である尚州の文化遺産を体系的に保存しようと2003年に建設が始まり、2007年11月2日にオープンしました。 尚州博物館は、常設展示と企画展示を通して尚州の文化の特徴が一目で分かるように構成されており、屋外には石造遺物や生態池、伝統模様が刻まれた時計塔などが設置されています。また、博物館の横にある伝統儀礼館では、伝統韓屋の美しさと伝統ノリ(遊び)体験を通して古の文化の大切さを理解することができます。


慶尚北道(蔚珍郡 )

総延長472メートル聖留窟(ソンリュグル)は天然記念物第155号に指定された天然石灰岩の洞窟です。本来の名称は仙遊窟で、仙人が遊ぶほど美しいということからつきました。壬辰倭乱(1592-1598年まで2回にわたりおきた日本との戦争)の時に洞窟の前にあった聖留寺が焼失したのですが、このとき寺院内の仏像を洞窟の中に移しました。それ以後、仏様がいらっしゃるところして聖留窟と呼ばれるようになりました。洞窟の内部には12の広場のほか、5つの蓮の花をはじめとしたさまざまな鍾乳石と石筍があります。大きい広場は幅18メートル、長さ25メートル、高さ18メートルにもなります。温度は常に15-17度ほどに保たれています。


慶尚南道(昌原市 )

昌原市東邑にある注南貯水池(チュナムチョスジ)は、周辺の山々から流れ出す水と近くの洛東江の水を水源にした3つの貯水池が水路でつながった約180万坪の大きな貯水池です。ここには葦が自生する島があり、食料が豊富なため渡り鳥の飛来地となっています。毎年11月ごろには天然記念物第201号の白鳥、第203号の真鶴など、約20種あまりの野鳥数万羽が飛来し、翌年3月ごろまで滞在します。 世界的な渡り鳥の渡来地として、さまざまな渡り鳥を観察できるだけでなく、「自然景観探訪休養地」として、ここを訪れる人々に癒しの空間を提供しています。ラムサール文化館、生態学習館、探鳥台、注南環境スクールなどの施設を無料で利用でき、また、注南貯水池一帯を生態専門の案内ガイドとともに探訪することもできます。セドゥリ花道や蓮の花団地では、季節の花も楽しめます。


忠清南道(牙山市 )

ソウル行きの路線のみ運行。


京畿道(加平郡) , 南楊州


蔚山広域市(南区)

蔚山大公園は大規模のプールやテーマパーク、野外公演会場などが完備されている生態系都心公園です。野外にあるテーマパークには散策路や遊戯施設、屋外公演会場、広場などがあります。また、公園の南側には蝶園、バラ園、ミニ動物園があります。


釜山広域市(金井区)

弘法寺といえば、韓国最大21メートルの座像「金銅阿弥陀大仏」で有名なところです。鉄馬山と金井山に囲まれ、水営江に守られています。寺院内には参禅と座禅を教育・修練するための禅房があるほか、韓国・インド修交40周年を記念してインド政府から贈られたガンジー胸像を有しています。他の寺院では見られない巨大な仏像、インド文化院、寂滅宝宮、美しい庭園のような自然環境といった豊富な見どころがあり多くの観光客が訪れます。