全羅南道(莞島郡 )

蘆花島(ノファド)は面積25.01平方キロメートル、人口 5,730人(2001年)で、莞島から14.5キロメートル離れた、甫吉島、所安島などとともに所安群島を成す島です。アワビの養殖が盛んで、「蘆花島アワビ体験村」では観光客自らがアワビを獲って試食するプログラムを運営中です。その他、1日に2度起こる老鹿島神秘の海割れや松林休憩所など、自然そのままの趣を楽しめます。


全羅南道(莞島郡 )

「新興海水浴場(シヌンリヘスヨクチャン)」は水深差が緩やかで、引き潮時には柔らかく美しい砂浜が2キロメートルほど現われます。砂浜が現れる前までは干潟が形成されており、シジミ狩りなどができます。また、オートキャンプが可能で、家族連れの避暑地としても最適です。老松の防風林が木陰をつくり、やさしく潮風が吹き、キャンプしやすいところです。


全羅南道(長興郡 )

「天冠寺(チョングァンサ)」は、全羅南道長興郡にある天冠山の中腹に位置する寺院です。正確な創建年は不明ですが、新羅時代に通霊和尚が建てたと伝えられています。以前は華厳寺と呼ばれ、89の庵子を従え、1,000人余りの僧侶が集まって修道したといいます。廃刹されたものを1963年に極楽宝殿を再建し、寮舍棟や鐘閣などを設け、天冠寺としました。 天冠寺には宝物第795号に指定された三層石塔、全羅南道有形文化財第134号の天冠寺石燈と全羅南道有形文化財第135号の五層石塔、文化財資料196号の塔山寺址石燈など、数多くの文化遺跡が残っています。また、天冠山は奇岩怪石とともに春は赤いツバキ、秋は山全体を覆うススキで有名な他、多島海の風景と調和したすばらしい景観を見に多くの人々が訪れる場所です。


全羅南道(求礼郡 )

山茱萸村の乳山(ユサン)は痩せた土地に農業を営むことが難しいところですが、毎年春の訪れを知らせる山茱萸(サンシュユ)の花が咲くと智異山(チリサン)を訪れる人々が数多くやってきます。 標高400mに位置する全羅南道求礼郡山洞面位安月渓の山茱萸村は、毎年3月になると黄色い山茱萸で満開になります。白頭山から連なる山系・白頭大幹にある万福台の水脈をいただく山洞浄水場は2010年韓国全国で最優秀の水質ということで大統領賞を受賞し、ミネラルウォーター工場、ゲルマニウムを含む智異山温泉岩盤水や最高の水質の水の里となっています。 ここで育つ山茱萸(サンシュユ)は全国の70%以上を占め、9月の日差しと日照条件が韓国で最高の品質の山茱萸の実を作り出します。 山村生態村である山茱萸村は、春には山茱萸祭り、夏には水落瀑布、秋には山茱萸の実祭りがあり、冬には万福台の雪景色と、癒しをもたらす最高の観光地となっています。 また山茱萸村は山茱萸古道トレッキングや大東與地図古道歩きなど智異山のトレッキングコースである智異山トゥレキルの7つの区間に隣接する地域でもあり、サンウィからミョボンチまでの登山路、タンゴルから性三ジェ(峠)までの登山路、智異山温泉での休息を兼ねた観光など健康や癒しをもたらす様々な旅行ができるところです。


全羅南道(高興郡 )


全羅南道(羅州市 )

羅州の船は1430年に世宗実録地理志羅州木片に土工物として記録されており、品質の優秀性を誇示し、昔から多くの農家が梨を栽培してきました。1967年からは世界数カ国に輸出もしています。羅州梨博物館は羅州の梨を広く広報し、栽培の歴史や民俗資料などを収集、保存、展示して後世に生きた教育の場として活用するために1992年4月20日に開館した世界で唯一の梨専門博物館です。


全羅南道(霊岩郡 )

月出山温泉(ウォルチュルサンオンチョン)は小白山脈の端にある月出山の下に位置しています。月出山岩盤帯の主要構成岩石である紅色長石花崗岩(麦飯石)を源としており、「麦飯石温泉水」とも呼ばれています。麦飯石は吸着・浄化の性質が強く、温泉水の有害物や汚染物をとり除いてくれ、疲労回復に効果を発揮します。また、月出山温泉はマグナム湯が有名で、熱い湯のなかで起こる気泡がマッサージ効果をもたらし硬くなった関節を柔らかくしてくれます。


全羅南道(高興郡 )

羅老宇宙センターの正面入口にある宇宙科学館は宇宙センターを訪問する人達のための施設で、大韓民国が開いていく宇宙時代のビジョンを提示するための造られた宇宙科学専門展示館です。87,000平方メートルの敷地面積に32種の動く体験展示物を含む90種類以上の展示品があり、3D立体映像館、4Dドーム映像館、企画展示室、カフェテリアなどの施設を備えた21世紀の大韓民国宇宙開発に対する広報および宇宙科学教育の場所としての役割を果たしています。


全羅南道(新安郡 )

山勢が高く、絶壁で形成された雄大壮厳な絶景を誇る「可居島(カゴド)」は、中国で夜明けに鳴く鶏の声が聞こえるほど中国に近いといわれる韓国最西南端の島です。 犢実山(639メートル)を中心に西南に広がる可居島は神秘的な雰囲気がただようところで、「住むに値する島(充分に暮らせる島)」ということから可居島という名前が付いたと言います。 カタクチイワシ、イシモチ、タチウオ、マグロなど、あらゆる魚が集まり、年中多くの釣り客が訪れる他、ウミツバメ、オオミズナギドリ、コガモといった渡り鳥の楽園でもあります。