古藪洞窟(コスドングル)は丹陽郡にある石灰岩洞窟で、天然記念物に指定されているところ。長さは1,300mで、規模が大きく美しいことで有名です。古藪洞窟の名前は昔、高い草がたくさん茂っていたので、「コス(古藪)」と呼ばれるようになったことに由来していると言われています。洞窟が発掘された当時、入り口から石器が発見され、ここが先史時代の住居地だったことが明らかになりました。古数洞窟の内部は常に15度に保たれており夏は涼しく、冬は暖か。洞窟内には約25種の生物が生息しており、動物の形をしたライオン岩、たこ岩、わし岩などの岩や人の形をしたマリア像などもあり、見所となっています。約120個のさまざまな鐘乳石や石筍などは学術的にも価値が認められているもの。内部は気温が低くパイプの手擦りをつたって移動するので、冬には手袋が必要でしょう。