木浦文化芸術会館
 
全羅南道(木浦市 ) ,
木浦文化芸術会館は全羅南道木浦市龍海洞にある文化空間です。ここは1997年7月に開館し、敷地面積は44,100平方メートル、総面積8,704平方メートルです。展示棟、公演棟に分かれており、7つの展示室、2つの特別室、698席の公演会場があります。

国立公州博物館
 
忠清南道(公州市 ) ,
国立公州博物館(クンニプ・コンジュバンムルグァン)は、忠南の北部地域から発掘された文化財を保管・管理している博物館で、1971年発見された百済時代の武寧王(501~523)と王妃の墓である武寧王陵から出土した文化財を特別管理しています。この博物館では、武寧王陵から出土した遺物のほとんどを観覧することができ、現在の博物館の建物はその文化財を展示するために新しく建てられたものです。武寧王陵以外にも多くの遺跡や遺物を発掘してきたこの博物館は、2つの展示室があり、現在は国宝19点と宝物4点などを含む、約1000点の遺物が展示されています。2階にある第1展示室では、武寧王陵から出土した遺物が展示されており、金でできたベルトや腕輪、青銅の鏡や、実物大の武寧王陵の墓の模型が展示されており、王陵内部も見ることができます。また第2展示室では、忠南地域から出土した遺物が時代別に展示されています。本館の前にある庭園には、むかし水を盛るために使われていた大きな2つの石の器があり、その他にも公州一帯から出土した多くの石の遺物も見ることができます。

晋州城
 
慶尚南道(晋州市 ) ,
晋州城 (チンジュソン) は文禄の役と関係の深いところです。晋州城は三国時代には居列城 (コヨルソン) 、高麗時代には矗石城 (チョクソクソン) と呼ばれていましたが、朝鮮時代に入ってから晋州城と改称されました。石垣造りの城の周りが約1,760メートル、高さは約5~8mあり、城内に井戸と泉がそれぞれ3つずつあり、当時は軍倉もあったといいます。これよりも先立って 『東国輿地勝覧』に掲載されている河崙 (ハリュン 1347-1416年) の『城門記』によれば城の跡だけ残っているため、いつ築かれたのか分からないが、倭寇の侵入が頻繁だった高麗の禑王 (ウワン) 5年 (1379年) に晋州牧使 (※1) に石垣造りにさせたとあります。この時、城の周りは800歩 (※2) で、城の高さはおよそ30尺を越え、義正門 (ウィジョンムン 西側) 、知済門 (チジェムン 北側) 、礼化門 (イェファムン 南側) があり、城外は西側に青川 (チョンチョン) が、南側には長い川 (南江 ナムガン) が流れ、北側には池があり、城と池の間にはお堀があったとあります。このように高麗末期に倭寇の攻撃を防御するための砦に築き直したこの城は、朝鮮先祖25年 (1592) に文禄の役が起きた時、湖南 (ホナム) に進出しようとする外敵を防ぐ関門となりました。城内にはいくつかの楼閣や祠、国立晋州博物館、野外公演会場などがあります。※1 牧使 ‘牧’とは地方行政の単位のことで、これを治めた文官。※2 歩 距離を測る単位。周尺で約6尺。

茶喜然
 
済州道(済州市 )
6万坪の茶畑を誇る「茶喜然(タヒヨン)」は、韓国最高レベルの緑茶を生産する茶園です。茶畑のほかに、自然洞窟を改造して造られた「洞窟カフェ」、漢拏山と海を眺めながら、茶畑の上を滑り降りる人気レジャースポーツ「ジップライン」、お茶の効能などを知ることのできる博物館や健康に良い緑茶を使った料理を提供するレストランがある「茶文化館」といったさまざまな施設を備えています。また、広大な茶畑を快適に見てまわれるカートツアーも運営しています。

漢拏山 白鹿潭
 
済州道(済州市 )
その昔、神や仙人が空から降りてきて白鹿に乗って遊んだという白鹿潭(ペンノクタム)。周囲が約2000メートル、深さ約100メートルという大きな火山湖の白鹿潭を一周すれば、済州島を一周したことにもなるでしょう。高さ1,950メートルの韓国で最も高い山・漢拏山は、休火山で、玄武岩で形成され済州の中央から東西にのびています。南側は傾斜が激しい反面北側は緩やかで、東西側は比較的高いながらも平坦です。頂上には周り約3キロ、直径500メートルの火口湖・白鹿潭があり、周囲四方に土赤岳、砂羅岳、城板岳、御乗生岳など360余りの側火山を率いています。また、漢拏山は天然記念物第182号の天然保護区域に指定され保護されているほか、「漢拏山地域保護区域」としてユネスコの世界自然遺産にも指定されています。

サンクルーズテーマ公園
 
江原道(江陵市)
サンクルーズリゾートは海岸絶壁に造られた遊覧船型の宿泊施設です。周辺には椰子の木が植えられており、1,500坪の人工湖も造成されています。リゾート内には約30点の彫刻がある彫刻公園や250点のチャンスンがあるチャンスン公園などがあります。

釜山駅
 
釜山広域市(東区)
1908年4月1日に誕生した釜山駅は、2004年のKTX(高速鉄道)開通に合わせて既存の駅舎を増築および改築し現在の駅舎が出来ました。京釜線KTX(高速鉄道)の開通に合わせて2階の待合所と駐車場を拡張しました。釜山駅は、京釜線KTX(高速鉄道)と一般電車の始発・終着駅であるだけでなく、北東アジアの物流ハブとしての役割も担っています。

寒碧堂
 
全羅北道(全州市 ) ,
全羅北道の有形文化財第15号に指定されている寒碧堂(ハンビョクタン)は、1404年に朝鮮開国の功臣崔湛(チェダム)の別荘として建てられた楼閣です。僧岩山の山麓の断崖にあるため絶景で、特に目の前を流れる全州川とは絶妙のバランス。かつて多くの文人がここを訪れ霊感を得たことから、寒碧晴煙(寒碧堂から眺める霧が美しいという意)といわれ、全州八景のひとつに数えられています。

75広場
 
釜山広域市(影島区) ,
釜山広域市影島区8景の1つで、絶影島南端の海岸側に突き出た小さな広場です。1975年度に造成されたため、75広場と呼ばれています。

木浦近代歴史館 2館
 
全羅南道(木浦市 ) ,
旧東洋拓殖株式会社木浦支店(近代歴史館)は1920年6月に建てられました。近世西洋建築様式で建てられたこの建物は韓国の歴史の自覚意識を呼び起こす日帝強占期時代の遺跡です。現在は木浦近代歴史館として利用されていかす。 * 旧東洋拓殖株式会社木浦支店(全羅南道記念物第174号/1999年11月20日指定)