皐蘭寺(皐蘭薬水)
 
忠清南道(扶余郡 ) ,
落花岩を屏風のように映し出している白馬江の川岸に位置している皐蘭寺(コランサ)は、百済末期に建てられたものと推定されています。百済の王たちが休息を取るための東屋だったという人もいれば、百済が滅亡するときに落花岩で身投げした三千宮女の精神を後世に伝えるために建てられたという説もありますが、皐蘭寺についてのはっきりした記録は残されていません。寺の後方にある岩の間には皐蘭井という井戸があり、また井戸の上にある岩の間には皐蘭草が生えています。百済の王たちは1日に1回ずつ皐蘭井から湧き出る水を飲んでいましたが、水を汲みに行く家来たちは、皐蘭草の葉を水に浮かべることで皐蘭井からもってきた水だということを証明しました。この地は白馬江の美しい景色を観賞するのには、この上なく素晴らしい場所です。白馬江の遊覧船に乗って、水上の情趣を楽しむのも、よい思い出となるでしょう。

世界民俗楽器博物館
 
京畿道(坡州市 )
世界民俗楽器博物館は国内で最初の世界の民俗楽器を集めた専門博物館です。アフリカの打楽器やイスラム、北東アジア、南太平洋に浮かぶ島など約70ヶ国500点以上の楽器を保有しています。ここでは楽器を見て実際に触って演奏することができばかりでなく、楽器を深く学ぶことができる文化芸術体験の空間でもあります。また、地域文化の理解を助けるために各地域の伝統的な衣装を着た人形や絵画などが並んでいます。

キャンプ・グリーブス
 
京畿道(坡州市 )
非武装地帯(DMZ)から約2キロメートルしか離れていない「キャンプ・グリーブス」は、1953年から2004年まで米軍基地として使われ、2007年に韓国政府へ返還されました。 将校宿所、生活館、体育館などさまざまな軍施設がそのまま保存されており、近代文化遺産としての文化的価値が高いといえます。その特性を活かして民間人のための平和安保体験施設へと改造され、2013年からユースホステルとして運営されています。 坡州の民間人統制区域内に初めてできたユースホステルで、米軍将校の宿所1棟をリモデリングし、最大240人収容できます。1階は事務室と小講堂、2・3階は宿所、4階は大講堂と食堂となっており、ここを訪れるさまざまな年代の人々を楽しませるため、安保○×ゲーム、統一祈願ミニチャンスンづくり、ソッデづくり、特級戦士選抜、チャレンジDMZゴールデンベルなど多彩なプログラムも設けられています。

春川文化芸術会館
 
江原道(春川市) ,
文化芸術会館は市民達の多様な文化生活の充実のため、格調の高い公演を準備しています。多様な展示企画を誘致して展示空間を活性化することで市民達が身近に接することができる文化芸術の領域を拡大し、文化生活を楽しむことができることを目指しています。今後も文化芸術会館は顧客の多様な要求と最善のサービスを提供することで市民と身近な文化空間を作っていくことを目指します。

ベアーズタウンリゾートスキー場
 
京畿道(抱川市 )
ベアーズタウンスキーリゾートは、メインスロープとニュースロープのあるスキー場。ソウルから1時間以内で行けるこのリゾートは都市近郊型スキー場で、冬は完璧な照明施設の下で夜間スキーを楽しむことが出来ます。また、初心者の為の広場型スロープのリトルベアー(傾斜8度、長さ600×横65m)があり、スキー初心者でも安心して滑ることが出来ます。他にもスノーボードの為にスロープを開放し、親子一緒に楽しむ400mの長さのそり乗り場もあります。

貞陵 [UNESCO World Heritage]
 
ソウル(城北区)
貞陵(ジョンヌン)は、朝鮮を建国した太祖の第2夫人の陵。他の陵に比べ小規模で豪華でもなかったためきちんと保存もされていませんでしたが、その理由は朝鮮時代の王位争いによるものとされています。当時王には何人かの夫人がいて、後継ぎも決して少ない方ではありませんでした。王の崩御後は第1夫人の長男が継ぐのが普通ですが、王の座に就こうとその子ども達が争いを始め第2夫人が自分の息子を王位に就かせましたこれに対し太宗は第2婦人に対する憎しみを燃やし、自分が王座についた後その墓を手入れできないようにしてしまったのです。全体的な作りは他の陵と同ですが、貞陵はこのような理由によって他の陵に比べ粗末なものとなっています。また他の陵と違う点として、紅門と丁字閣を結ぶ線は普通直線ですが貞陵は直角であり、これを見てもこの陵が冷遇されていたということが分かります。しかし今では家族や恋人たちが訪れ、散歩のコースとして人気。周囲の木々も美しく静かな雰囲気が都会の喧騒をしばし忘れさせてくれます。また管理事務所前の左側の道に沿ってしばらく行くと樹齢300年のけやきもあり見所となっています。

国立生物資源館
 
仁川(西区)
2007年10月にオープンした国立生物資源館は、東洋最大級の水蔵設備を備えており、国の生物資源の所蔵と研究を総括する機関として、今後の東アジア生物資源の中心的役割を担っていくことを目標としています。西区景西洞首都圏埋立地に隣接しており、脊髄の形をモチーフにした水蔵設備、研究室、木の葉をモチーフにした展示・教育館などから構成されています。韓国の固有生物や自生生物の標本1,287種3,905点を展示している他、山林、河川、湖、干潟、海洋の生態系を再現しています。展示館横にある研究棟には小さな食堂があり、春から秋にかけては、お弁当を持ってピクニックに来る来館者がよく見かけられます。

半月城
 
慶尚北道(慶州市 ) ,
 新羅(BC57-AD935)の宮(金城)があった城で、丘の上に土と石を混ぜて半月状に積んで造られた城です。半月状に造られたことから半月城(パンウォルソン)と呼ばれていますが、月城と呼ばれたりもします。 韓国の有名な歴史書である三国遺事(13世紀に作成)によると、新羅の4代大王、昔脱解(在位AD57-80)は、この地が慶州で一番の明堂(王が臣下の謁見を受ける宮殿)であることを知り、ある貴族からこの地を奪い半月城を築いたと言われています。このことがきっかけで、新羅の第2代大王だった南解王(在位AD4-24)に気に入られ、第4代大王の地位を手に入れたそうです。その後、新羅の最後の王である第56代敬順王(在位AD927-935)までの約900年間、この地は新羅を統治した重要な役割を果たしました。しかし、今では華麗で荘厳だった宮廷の姿はなく、空き地と化していますが、新羅時代には数多くの建築物が存在していたと伝えられています。 現在、半月城には朝鮮時代(1392年-1910年に韓半島を統治した王朝)に造られた石氷庫と弓術体験場、乗馬体験場、伝統遊戯体験場などが備えられています。

済州 オリエンタルホテル カジノ
 
済州道(済州市 )
空港から15分の距離の済州市 タップドン海岸際に位置しており、済州市の前に広がる海の展望が良いホテルです。夏には、夜間海辺散策コースで有名な海辺公園ならびに済州港の防波堤とさしみ屋街一帯がすぐに隣接しています。このホテルの外国人専用カジノは地下1階にあり、ここでは Black Jack, Loulette, Daisai, Baccarat などの多様なゲームが備えられています。