非武装地帯(DMZ)から約2キロメートルしか離れていない「キャンプ・グリーブス」は、1953年から2004年まで米軍基地として使われ、2007年に韓国政府へ返還されました。 将校宿所、生活館、体育館などさまざまな軍施設がそのまま保存されており、近代文化遺産としての文化的価値が高いといえます。その特性を活かして民間人のための平和安保体験施設へと改造され、2013年からユースホステルとして運営されています。 坡州の民間人統制区域内に初めてできたユースホステルで、米軍将校の宿所1棟をリモデリングし、最大240人収容できます。1階は事務室と小講堂、2・3階は宿所、4階は大講堂と食堂となっており、ここを訪れるさまざまな年代の人々を楽しませるため、安保○×ゲーム、統一祈願ミニチャンスンづくり、ソッデづくり、特級戦士選抜、チャレンジDMZゴールデンベルなど多彩なプログラムも設けられています。